二頭両談!
石橋武

二頭両談【土曜日版】

石橋武

投稿日:2018/7/21


二頭両談(土曜版)は、スポーツマスターで配信している勝負レースのうち一鞍をピックアップして、穴馬の本命、そしてその見解をお送り致します(プレミアムコラムでは、人気馬の本命、相手の印、買い目などすべて公開しております。ぜひご期待下さい)。


なお、本日の勝負予想は函館芝1200mで行われる札幌日刊スポーツ杯を含む、全4レースの予想を配信致します。

ぜひ、ご期待下さい。



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中京12R 3歳以上500万下 中京芝1400m

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【単勝二頭流】

穴 馬 ◎ナディア

人気馬 ◎*********



【穴馬の見解】

芝・ダともに1400mという距離は、スプリント戦並みのスピードとそのスピードを維持する持続力、そして息を入れづらい前がかりの展開となりがちで、字面の1400mという距離以上に体力を必要とする。ましてやこのレースは中京芝コース。直線が長く、急坂もある。さらにその急坂を上ってからさらにゴールまで1ハロンの直線が続くという相当タフなコースだ。一般的に直線が長いコースでは瞬発力、上がり勝負になると思われがちだが、1400m、中京芝とタフな条件が揃ったここはスパッと切れる脚よりも、他場では追ってバテずも差して届かずという、エンジンのかかりが遅いタイプ、差してきてはいるものの前を捉えるには至らずに4〜6着あたりに負けているタイプが狙い目だ。

そこでこのレースの穴馬の本命に推すのが◎ナディア。同馬は京都芝1400mの新馬戦を勝利しているが、このときの上がり3ハロンのレースラップは12.0 – 11.9 – 11.9。雨の影響もあって時計のかかる馬場状態だったこともあって、タイム自体は決して早くないが、このワンペースのラップ形態を◎ナディアは中団からあっさりと差し切る強さを見せた。こんこワンペースの流れを追走して、さらにそこから脚を伸ばす資質こそこのレースで求められるもので、逆に瞬発力勝負となった500万特別(京都芝1400m外)では切れ負けしているというのも、このコースに関して言えば評価できる点でもある。適性はかなり高いと言える。その後のG1、G2戦はさすがに家賃が高かったが、前走から間隔をあけて春の連戦の疲れをすっかりリフレッシュした今、500万クラスなら能力は上位の存在だ。切れないが追ってバテない、タフなコース、レースでこそ能力を発揮できる同馬にとって、ここは単なる通過点。当然ながら勝ち負けの期待がかかる一戦だ。




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「単勝二頭流」勝負レースの予想を見る方法 

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※「二頭流一鞍道場」日曜日版は、スポーツマスターで公開されている勝負予想とまったく同じものを1レース分、ご覧いただけます。

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