コンシェルジュ的 先週の振り返り&今週の展望
棟広良隆

先週の回顧

棟広良隆

投稿日:2019/9/9

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆

【日曜日】

<阪神10R>

3 ワイプティアーズ

2番人気に支持されながら<10>着に敗れましたが、着差は0.5秒しかありません。

逃げた馬の上がりタイムが33.2秒ですから、後方から進んだ馬にはあまりにも分が悪い流れでした。

前走の垂水S・5走前の須磨特別が今回と同じ阪神千八でしたが、自身の上がり36.2・34.3秒でした。重い芝の方がベターなタイプです。

また、レース後に『何とか出たけど、ゲートを潜ってしまうのが……。』と和田騎手がコメントしているように、スタートが悪くなっているのは気になります。

後方からの運びとなれば、それだけ上がりタイムを要するレースでないといけません。


<中山11R>

10 トロワゼトワル

テン3ハロン33.3秒・5ハロンが55.4秒という超Hペース。これまでマイルの距離で5ハロン55秒台というのはとんでもないペースです。

ただ、『この馬場を考えると早くない。』と横山典騎手はコメントしました。1.30.3の走破時計は、今年のヴィクトリアマイルでノームコアがマークした1.30.5を0.2秒更新する日本レコードです。

『距離は二千でも大丈夫なぐらい。』と、戦前に同騎手が述べていたように、スタミナ面に自信があったからこそ打てた作戦でしょう。

『追って切れない馬。』とも言っており、Hペース志向の先行馬ということが分かります。

直線の長いコースに替わった際に、決め手のある差し馬との戦いが見ものです。

棟広良隆

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