新進気鋭の評論家やカリスマ作家によるコラムなど、厳選した本物の情報を提供するスポーツサイト！

Vstyle編集員（以下、編）　奥田さん、急に予定変更なんてどうしたんですか？　珍しいですね。

奥田隆一郎（以下、奥）　いや〜、申し訳ない。どうにも手が離せなくて、急遽金曜日の公開に変えてもらったんだよね。

編　何かあったんですか？

奥　うん？　ああ、本書いてた。

編　……え〜と、わりと軽くそういう凄いことを言うんですね（笑）。

奥　なにが？

編　いや、本書いているなんてすごいなと。ちなみにその本は直結理論に関する？

奥　当たり前じゃん。僕が絵本描くように見える（笑）？

編　絵本とはさすがに思わないですけど（笑）。ただ、直結理論ってある意味完成された理論じゃないですか。また新たに書くことがあるんですか？

奥　もちろん。もっと便利に使ってもらいたいというのもあるし、あと直結コースの調整も必要だからね。レースの施行条件が変わるとローテーションにも影響するし。

編　へ〜、そういう細かい修正もしていくんですね。

奥　もちろん。皆さんに安心して使ってもらいたいからね。

編　もう書き終えたんですか？

奥　そうね、大体終わったかな。あとは細かいチェック仕事は残っていると思うけど、基本的には発売を待つだけかと。たぶん。というか、ここから新たな作業が発生したらヤバイ（笑）。予期せぬ何かが起こっちゃったということだからね。

編　たしかに。いつ発売なんですか？

奥　いつだっけ……。たぶんオークスあたりじゃないかな。タイトルは『完全版 直結コース攻略カードと前３走を照らし合わせるだけで簡単に儲かる本』なので、よろしく。

編　お、さりげなさをまったく感じない宣伝ですね（笑）。

奥　じゃあ、また発売日が近くなったらさりげなく言わせていただきます。

編　どうぞどうぞ（笑）。ところで明日の重賞対談なんですけど、青葉賞でいいですか？

奥　もちろん。とりあえずはスポーツコラム（無料）用から行こうか。

編　はい、わかりました。ではさっそく推奨馬をお願いします。

奥　まずはエイシンエルヴィンに注目。

編　前走の弥生賞は８着に負けちゃいましたけど、前々走のきさらぎ賞では３着に好走しているんですよね。

奥　そうそう、そのきさらぎ賞が行われた京都芝1800mが直結コースなんだ。６番人気での３着激走は適性があってこその結果だし、先着を許したトーセンスターダム、バンドワゴンは当時から人気を集めた実績馬だったでしょ。

編　ええ。エイシンエルヴィンは未勝利戦勝の身で挑戦して、その２頭に続く３着ですからね。着差もそんなになかったですし、能力を感じさせる競馬でしたよね。

奥　そう、適性とね。前走は小回りの中山で負けたけど、もともと直線の長い外回りコースで結果を出している馬だけに広く直線の長い東京替わりは大きなプラス材料。コース替わりで大駆けが期待できるよ。

編　そうですよね。今までの好走は京都外回りと新潟ですもんね。東京替わりはよさそうです。

奥　それ今僕が言ったばかりのやつ（笑）。

編　すみません。普通に繰り返してました（笑）。で、その次に注目するのは？

奥　ゴールドアクターがいいよ。

編　長距離戦に出走しだしてから能力をコンスタントに発揮できるようになりましたよね、この馬は。

奥　そうだね。２走前には同コースのゆりかもめ賞を14番人気ながら２着に激走しているしね。

編　ええ。あの激走には驚らかされました。まさに適性あってこその激走ですか？

奥　もちろん。それに前走で中山芝2200mの山吹賞（500万下）を連対しているでしょ？

編　ええ。

奥　去年の青葉賞は中山芝2200mの水仙賞を勝ったヒラボクディープ（７人気）が１着、山吹賞を勝ったアポロソニック（９人気）が２着。さらに一昨年の青葉賞も山吹賞の勝ち馬エタンダール（10人気）が２着、山吹賞４着馬ステラウインド（13人気）が３着に大駆けしているんだよね。

編　おお、ものすごい好走率じゃないですか。

奥　でしょ？　中山芝2200mの激走馬が青葉賞で大穴をあけているんだよね。

編　今年のゴールドアクターも大注目ですね。

奥　そういうこと。激走が期待できるよ。というところまでかな、スポーツコラム（無料）のほうは。

編　わかりました。全印をご覧いただきたい方は引き続きプレミアムコラムをご覧下さい。

奥　なんかいやらしい終わり方だな（笑）。まあ、同日の公開になっちゃったのでしょうがないか。

編　そうなんですよ。もとはと言えば奥田さんが本の締切に遅れるから……

奥　え〜と、じゃあプレミアムコラム用の対談始めますよ。

編　ごまかしてるし（笑）。