直結式 土曜の勝負対談
奥田隆一郎

土曜日重賞対談〜京都新聞杯〜

奥田隆一郎

投稿日:2014/5/8


Vstyle編集員(以下、編) 奥田さん、先週の青葉賞は惜しいというかなんというか。中山芝2200mの激走馬を狙うって、すごい作戦ですよね。


奥田隆一郎(以下、奥) ああ、ショウナンラグーンね。(山吹賞で先着したゴールドアクターではなく)こっちに走られるとは(苦笑)。でも、この作戦は使えるでしょ?


編 ええ。ゴールドアクターも7番人気ながら4着に善戦していますし、来年以降も忘れずに使わせていただきます!


奥 覚えてるかな〜。


編 うっ、たしかに微妙……。そうだ、来年の青葉賞のときにまたちゃんと教えて下さいよ。


奥 また同じこと言うの〜? そういうの恥ずかしいんだけど(笑)。


編 大丈夫ですって。みんな覚えてませんよ。


奥 やっぱり覚える気ないんじゃん。まあいいよ。僕が覚えてたらちゃんと言うよ。


編 奥田さんは覚えてて下さい(笑)。さて、そろそろ今週末の話に移ろうかと思うんですけど、どのレースを取り上げますか?


奥 どのレースって、「土曜日重賞対談」なんだから京都新聞杯に決まってるじゃん。


編 え?


奥 え?ってなんだよ。だって「土曜日重賞対談」でしょ?


編 新潟大賞典という手もあるかと。


奥 それ、日曜日じゃん。単にハンデ戦で荒れそうだから聞きたいだけだろ(笑)。


編 まあ、そう言ってもいいでしょう(笑)。


奥 自分の都合で勝手にルールを変えるんじゃない。それに京都新聞杯だっていい穴馬がいるんだよ。


編 あ、マジっすか? じゃあ、京都新聞杯にしましょうよ。やっぱりルールは変えられないので。


奥 現金なヤツ。


編 はい、現金は大切です。


奥 そっちの意味じゃないよ。


編 まあ、似たようなもんです(笑)。さて、それでは京都新聞杯の話に入りましょうか。奥田さんはどの馬に注目しているんですか?


奥 まずはミヤビジャスパーに注目。


編 ある程度人気になるんじゃないですか?


奥 穴馬はこれじゃないよ、この次。


編 ああ、なんだ。騙されたのかと思った(笑)。


奥 そんなことするか。


編 で、ミヤビジャスパーはどのあたりを評価したんですか?


奥 この馬は直結コースの阪神芝2000mで行われたラジオNIKKEI杯2歳Sを11番人気ながら4着に善戦。その後、直結コースの京都芝2000mの若駒Sを2着に激走したんだよね。


編 たしかに。ちなみに前走のアルメリア賞が行われた阪神芝1800mは?


奥 それも直結コースだよ。つまり複数の直結コースの激走馬ということになるんだ。コース適性はかなり高いし、クラシック上位陣が出走しないはざまの重賞であれば勝ち負けになるよ。


編 未勝利勝ちも直結コースですし、たしかにコース適性は高いですよね。期待できそうです。


奥 続いてスズカデヴィアスもチェックしておこう。


編 お、出た! 穴馬!


奥 そんなにテンション上げなくてもいいです(笑)。


編 たしかに前走の皐月賞を14着に大敗していて、人気はまったくなさそうですよね。評価したのは2走前のすみれSですか?


奥 その通り。阪神芝2200mが直結コースなんだ。しかもこのレースで下したのが先週の青葉賞で2着に激走したワールドインパクト。これは高く評価できるよね。


編 前走からの巻き返しは十分にあり得ると。


奥 もちろんだよ。前走の皐月賞は出遅れもあって大敗したけど、今回は相手関係はかなりラクになるからね。芝2200mにも実績があるし、激走が期待できるよ。


編 いいですね〜。頑張れスズカデヴィアス!


奥 はいはい。続けるよ。


編 あ、お願いします。


奥 あとはサウンズオブアースがいいよ。


編 ああ、格上挑戦の若葉Sで3着に激走したんですよね。


奥 そうそう。その若葉Sが行われた阪神芝2000mが直結コースなんだ。若葉Sは皐月賞に直結するレースで(今年も若葉S2着馬ウインフルブルームが皐月賞で3着)、ここでの好走はレベル的にも高く評価できる。


編 前走は本来のクラスに戻ってあっさり勝利したように、力が違ったということですよね。


奥 そうだね。前走も直結コースの阪神芝2000mだったし、コース適性は高い。重賞でも十分に戦える下地はあるよね。


編 わかりました。では、新潟大賞典のほうを……


奥 しつこい(笑)。


奥田隆一郎

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