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石橋武 独占インタビュー 〜マーメイドS〜
投稿日:2014/6/13
Vstyle編集員(以下、編) 石橋さん、今日はお忙しいなかありがとうございます。
石橋 武(以下、石) いえいえ、こちらこそ呼んでいただいてありがとうございます。
編 石橋さんにはVstyleのスタート時からご参加いただいているわけですが、何か感じられていることなどありますか?
石 今、サイトのオープンから3〜4カ月というところですよね?
編 ええ。
石 まったくゼロの状態から始めているだけに、僕ら予想家サイドも、運営サイドもまだまだ手探りの部分はあると思うんですよ。
編 そうですね。運営サイドとしても「もっとこうしたらいいんじゃないか」みたいな話は良く出ますね。
石 それは僕も含め、ほかの予想家さんたちも同じだと思いますよ。たとえば僕がこのサイトで担当しているのは、スポーツコラム(無料)の「二頭流馬全公開」と、プレミアムコラム(有料)の「今日のスタートダッシュ!」ですよね。
編 ええ。どちらも閲覧者数の多いコラムですよね。
石 それは非常にありがたいんですけど、まだほかにやり方というか、いいコンテンツを作れるんじゃないかとも思うんですよ。「今日のスタートダッシュ!」では午前中から午後イチのレースのなかから3レースほどピックアップして「◎穴馬の本命」「◎人気馬の本命」を1頭ずつ推奨しているんですけど、その早い時間帯のレースに興味がある人がどれだけいるかわからない。
編 たしかに早い時間のレースよりはメインどころの本命馬を聞きたいという方のほうが圧倒的に多いでしょうけど。
石 ですよね。もちろんスポーツマスターでメインどころの【勝負予想】を配信しているので、契約上、同じレースをこちらで推奨するというのは不可能なんですけど、また違うやり方もあるのかなと。
編 たとえばこういったインタビューを毎週受けて下さるとか(笑)。
石 それも考えました。でもあまりにも時間が足りなくて、毎週となると……(苦笑)。ただ、春競馬も一段落しましたし、プレミアムコラムの内容をちょっとずつブラッシュアップしていこうかなと考えています。ですので、今日もこういうサイトのお話だけではなくて、競馬の話もしたいなと思っていて。
編 いいですね〜。じゃあ、今日は「今日のスタートダッシュ!〜土曜日版〜」の代わりに、今週末の重賞の話なんかを聞ければと。あ、でも、netkeiba.comさんのほうでエプソムCのお話をしちゃってますよね。
石 そうなんですよ。さすがに同じレースについては話せないので、一応マーメイドSのほうの準備をしてきたんですよ。
編 お、素晴らしい! ありがとうございます! ではさっそくマーメイドSの注目馬を教えていただけますか?
石 じゃあ、まずはシャトーブランシュをチェックしましょうか。
編 重賞のローズSで2着と、牝馬同士なら重賞でも勝ち負けできるところを証明していますよね。
石 そうですね。道悪のなかタフに伸びてきましたよね。その前にも不良馬場でメンバー中最速の上がりを使っているように、道悪を苦にしないというのは明らかですよね。ただ、日曜日の阪神は晴れの予報ですけどね(笑)。
編 そう、晴れなんですよね(笑)。ではどのあたりを評価されたんですか?
石 ローズSでの好走もありますし末脚勝負の馬だけに、一見すると外回りコースが得意のように思われているんですけど、小倉での走りや秋華賞での善戦ぶりを見るとむしろ内回りのほうに適性があるのがよくわかるんですよ。
編 となると、内回りコースを使用するマーメイドS(阪神芝2000m)は、得意の舞台だと。
石 ええ。外回りコースも決して悪いわけじゃないですよ、ただ内回り特有のタフな流れのほうがより力を発揮できるという。しかも阪神コースはゴール前に急坂があって、前走の京都のように上がりの速い勝負にはならないのもプラス材料。
編 それで急流でタフな流れになりやすい小倉芝コースで結果を出しているのか〜。
石 そう、まさにその通りです。2走前はマイナス12キロと明らかにデキ落ちで負けちゃいましたけどね。
編 そのぶん前走でプラス26キロと大幅に戻してきましたけどね。
石 そうですね。その前走をひと叩きされた上積みは大きいでしょうし、タフな内回りの流れで末脚を思う存分に発揮できるのもいいですよね。大いに期待できますよ。
編 なるほど。
石 続いてはウエスタンレベッカに注目です。今回と同じ阪神芝2000mで1000万下を勝ち上がっているのもいいですし、その2走後には同じく内回りコースを使用する京都芝2000mで1600万特別を2着に激走しているのも評価できますよね。
編 ただ、ちょうどその2鞍の合間の愛知杯の負けは気になりませんか? 同じ牝馬限定重賞で、しかも今回よりも斤量は軽かったわけですけど。
石 中京の直線はこれでもかというぐらい長いですからね(笑)。番手の競馬からなだれ込むにはちょっとツラかったですよね。それに5着とはいえ、勝ち馬からは僅か0.3秒の差でしたし、その勝ち馬フーラブライドは今回56キロ。対してウエスタンレベッカは52キロ。
編 当時の愛知杯ではともに50キロであの着差だっただけに、今回の斤量差は大きいですよね。
石 ええ。十分逆転の余地ありですよね。前走で調教代わりのダート戦を叩かれた上積みも期待できますしね。
編 その他で気になる馬はいますか? そろそろお時間になりますが。
石 あとはこのところ流れが不向きなレースが続いているブリッジクライムもいいですよ。強力馬が揃った12年の秋華賞で4着に善戦したのも高く評価できます。
編 わかりました。この3頭に注目しておきますね。いや〜、やっぱり毎週こういうお話を聞きたいですけどね〜。
石 ん〜、ホントに毎週はちょっと(苦笑)。ただ、今回、「今日のスタートダッシュ!〜土曜日版〜」の代わりにこのインタビューを掲載していただくんですけど、リクエストが多いようでしたら、それも選択肢のひとつに加えておきます。
編 ぜひお願いします。サイトもそうですけど、石橋さんのコラムもこれからどんどんパワーアップしていきますからね。
石 ええ、皆さんが興味を持ってくださるコンテンツにしていきますので、今後ともよろしくお願いします。
編 こちらこそよろしくお願いします。お忙しいなか、ありがとうございました。
石 ありがとうございました。
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※勝負レースの予想印、推奨買い目、見解は、
スポーツマスターの石橋武【二頭流指南】で公開中です。
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