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Vstyle編集者（以下、編）　奥田さん、今週は月替わり、コース替わりとなりますが、抱負などお聞きしたいなと。

奥田隆一郎（以下、奥）　抱負もなにも、「獲る！」。これに尽きるでしょ。そうそう、８月は【直結式 勝負予想】をチェックしておいたほうがいいよ。

編　へ〜、珍しいですね。奥田さんがそんなことを言うなんて。

奥　ああ、そうかも。ただ、秋に向けて大きな意味を持つ開催になるからさ。ここできっちり皆さんに当ててもらったら、秋の収支が大きく変わってくるわけで。

編　そうですよね。軍資金が変わるわけですから。

奥　とくに今年は新潟が10週間にわたるロングラン開催で、いつもと傾向がかわってくるぶん、儲けやすくなるからね。

編　へ〜、そうなんですか？

奥　だって考えてみ？　いつもは中山でやるはずの京成杯AHとかセントライトＳとかスプリンターズＳが、まったくコース形態の違う新潟でやるんだよ？　今までと同じような（過去の傾向にそって）馬券を勝っても当たらないというのは、適性をちゃんと見ている皆さんならわかるでしょ。

編　もちろん。

奥　でも、そんな適性なんかを見ずに馬券を買う人って大勢いるし、そういうファンは今までの傾向通りに馬券を勝っちゃうんだよ。

編　たしかにTVとか雑誌でも「去年までの傾向はこうだった。だから今年もこういう馬を狙う」みたいな論調をよく目にしますよね。

奥　でしょ？　だからこういう時って、我々のように適性を考える人間にとっては大きく儲けられる可能性がグンと上がるんだ。

編　そういう狙い目の開催で勝負ができなかったらもったいなさすぎますよね。

奥　そうなんだよ。だからこの８月の開催でちょっとでも軍資金を増やしておこうというね。

編　そういうことか〜。ちゃんと先のことを考えてるんですね。

奥　当然。やっぱり皆さんにはいい思いをしてもらいたいからね。

編　ホントそう思います。ですから明日のレースからビシバシと決めていただければと。

奥　もちろんそのつもりだよ。

編　【直結式 勝負予想】だけじゃなくて【直結式  重賞対談】もお願いしますよ。

奥　当たり前だろ（笑）。

編　よし、そうと決まれば、さっそく始めましょうか。明日は重賞がないですけどどうしましょうか？

奥　札幌メインの札幌日刊スポーツ杯（札幌芝1200m）にしようかと。

編　わかりました。ではいつものようにスポーツコラム用のお話からお願いします。奥田さんはどの馬に注目していますか？

奥　ＯＫ。じゃあ、まずはブルーストーンに注目しよう。

編　２走前に函館芝1200mで行われたUHB杯を勝ち上がってきたんですよね。

奥　そうそう、その函館芝1200mが直結コースなんだ。ちなみに、そのレースでは、今回上位人気に支持されるであろうエポワスとエイシンオルドスを相手に勝っているんだよね。

編　ああ、そうでしたね。

奥　前走は８枠からのスタートで１番人気を裏切ったけど、今回は内枠から得意の先行策が取れる強みがある。昇級２戦目で変わり身が見込めるよ。

編　２カ月の間隔をあけて前走、前々走と叩かれた上積みもありますし、３歳馬ということで斤量も52キロ。好走が期待できそうです。

奥　続いてはゴーハンティングをチェック。

編　前走（TVh杯）が現級、直結コースの函館芝1200mの２着激走ですから、当然評価は高いですよね。

奥　そうだね。それに３走前にも直結コースの中山芝1200mで行われた船橋Ｓで３着に激走しているんだ。つまり複数の直結コースの激走馬ということ。言うまでもなくこのコースに対する適性は高いよね。

編　前走をひと叩きされた上積みも含めて期待したいですね。

奥　とりあえずはこの２頭に注目しておこうか。

編　わかりました。では引き続きプレミアコラム用のお話を。

奥　穴馬としてはこの馬が面白いんだよね……