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Vstyle編集員（以下、編）　奥田さん、ちょっと台風が心配ですね。

奥田隆一郎（以下、奥）　そうなんだよね。札幌はともかく、小倉と新潟は影響を受けそうなんだよね。

編　ええ。

奥　まあ、うまいこといけばなんとか競馬は開催できそうな進路と速度ではあるんだけど。

編　ただ、雨に降られるのはほぼ確実ですから、馬場状態のチェックは必須ですね。

奥　それは毎週必須だろ（笑）。それよりもこういう台風とか強い風のときは、雨よりもむしろ風向きを考慮したほうがいいよ。それで先行馬有利とか、差し有利とか変わってくるから。

編　へ〜。

奥　直前のレースの傾向をしっかりチェックしてから、予想に入るというのがベストではあるね。

編　なるほど。

奥　ま、その話をここでしても仕方ないか（笑）。もう予想は決まってるし。

編　いや、午前中のレースとかで参考にしていただけますから、こういう話も大切ですよ。で、明日は重賞がないですけど、どうしましょうか？

奥　頭数的にもやっぱり新潟メインの越後Ｓを取り上げたいなと。

編　ですよね。小倉は少頭数だし。わかりました。ではさっそく始めましょうか。まずはスポーツコラム（無料）用の越後Ｓ注目馬をお願いしま〜す。

奥　了解。じゃあまずは、カフェシュプリームに注目しようか。

編　前走は阪神ダ1200mの三宮Ｓで３着。ホント堅実に走ってきますよね。

奥　そうだね。その阪神ダ1200mは直結コースだけに評価できるよ。それにもうちょっと遡って休養前までチェックすると、京都ダ1200m、中山ダ1200mで1600万特別を連対しているでしょ？　これも直結コース。

編　あ、そうなんですね。ということは複数の直結コースの激走馬ということになりますよね。

奥　そういうこと。さらに同コースの新潟ダ1200mで行われた岩室温泉特別（1000万下）も勝っているという手のつけられなさ（笑）。

編　同コース＋直結コースの激走馬でもあると。こりゃ、走るわ（笑）。

奥　言うまでもなくこのコースに対する適性は非常に高いし、叩き３走目の上積みも含めて大いに期待できるよ。

編　そうですね。まず大崩れはなさそうです。

奥　続いてチェックするのはインディーズゲーム。

編　休み明けの前走は東京ダ1400mで６着。まあ、可もなく不可もなくという感じですかね、休み明けということを考えると。

奥　まあ、直結コースではあるので、もうちょっと良い競馬が見たかったとは思うけどね。ただ、この馬は去年の夏に新潟ダ1200mで行われた苗場特別（1000万下）を勝っているでしょ？

編　たしかに。あ、しかもそのすぐ後に中山ダ1200mと東京ダ1400mで激走しているんだ。

奥　そうなんだよ。ともに直結コースだし、このクラスでの好走はやはり高く評価したいよね。前走はたしかに残念だったけど、休み明け２走目となる今回は変わり身があるよ。

編　そうですね。得意のコースですし、巻き返しを警戒しておかないと。

奥　とりあえずはこの２頭に注目なんだけど、どうする？　このままプレミアムコラム用の話に入っちゃう？

編　そうしますか。はい、ではこのまま続けて下さい。

奥　了解。じゃあ次は……