二頭両談!
石橋武

二頭両談 〜10月18日版〜

石橋武

投稿日:2014/10/17


Vstyle編集者(以下、編) ついに始まりました! 石橋さん「二頭両談」のスタートでございます。一応、今週と来週はプレオープンということで、本格スタート11月からとなりますが、本スタートと変わらぬ濃〜い内容でお伝えしていきましょうね


石橋 武(以下、石) はい、よろしくお願いします。そうですね。テスト運用?とは聞いていますが、もちろん最初から本気でいきますよ。


編 よろしくお願いします。で、まずはこの対談の趣旨というか、どういう対談を続けていくのかというところを石橋さんからご説明いただければと。


石 そうですね。端的に言うと私がピックアップした穴馬をお伝えしていこうと。具体的には穴っぽい馬を3頭挙げて、その推奨理由とともにお話ししようということですね。


編 石橋さんの穴馬ってちゃんと上位に走ってくるんですけど、なんでこの馬を選んだんだろうっていうのがわからないときもあるんですよね。


石 よく言われます(笑)。今年のフェブラリーSのコパノリッキー(16人気1着)なんかのときはすごく言われましたね。


編 そうそう。「この人はなんでこの馬を選んだんだ!?」というのが、石橋さんの予想では多すぎるんですよ(笑)。もちろん馬券に絡んでいるので、いい意味でですよ。


石 だから、そういう穴馬をなんで選んだのか……、推奨理由って言うんですかね。それをご覧いただくことで、安心、納得して馬券を買っていただけるかなと。それに、慣れてくればご自身でも穴馬を見つけられるようになると思いますしね。


編 さすがにコパノリッキーを僕らがみつけるのは無理だと思いますけどね(笑)。


石 ん〜、まあ、がんばってやっていきましょうよ(笑)。


編 そうですね。お手柔らかにお願いします。さて、記念すべきリニューアル第1回目はどのレースを取り上げましょうか。


石 東京10Rの白秋Sにしましょうか。


編 東京芝1400mのレースですね。ではさっそく石橋さんの注目穴馬を教えていただければと。


石 はい。じゃあ、まずはシルクドリーマーをチェックしましょうか。


編 ずっと1400mばかり使っていますけど、もどかしい競馬が続いていますよね。どのあたりを評価したんですか。


石 まさにずっと1400mばかり使っているという点。もちろん使っているだけじゃ意味がないんですけど、この馬は全4勝のうち3勝を1400mで挙げる距離巧者でもあるので。


編 でも成績が落ちているのは事実ですよね。


石 落ちているというか、1600万クラスまで上がってくると、さすがに末脚一辺倒では厳しくなってきたということでしょうね。


編 ああ、レースレベルが上がってくると、この馬が差してきても、前にいる馬も強くて捕らえ切れないという?


石 そう、そんなイメージ。ただ、前走でちょっと新境地を見せたというか、いつもほとんど最後方からレースを進める馬が、前走では中団に近いところを走っているんですよ。結果は5着に終わったけど、勝ち馬との差はわずか0.1秒。あの競馬ができれば、このクラスでも勝ち負けできるようになるでしょう。


編 なるほどね〜。


石 前走を踏まえて今回もこの馬としては前めにつけるでしょうし、頭数も手頃で差し馬としては競馬がしやすい。鞍上強化も含めて好走が期待できますね。


編 そうですね。あとはどの馬に注目しています?


石 ミナレットもいいですよ。


編 あ、この馬も距離巧者ですよね。前走もこの距離で勝っていますし。


石 そうなんですよ。この馬は速い上がりが使えないぶん、タフな流れのなかでも脚を伸ばすことができるタイプ。まさに1400m戦向きなんですよね。逆に言えば、たとえば、ほら、2走前に新潟外回りのマイル戦を負けているじゃないですか。


編 ええ。


石 ああいう緩急のついた競馬というか、スローからヨーイドン!の瞬発力勝負には滅法弱いんです。


編 で、前走のように瞬発力を必要としないレースでは、ハイペースの厳しい流れでも脚を使えると。


石 そういうことです。今回も厳しい流れになる1400m戦だけに、この馬のタフな末脚に期待ですね。


編 人気もなさそうですし、頑張ってほしいです。


石 あとはレムミラスもいいですよ。


編 うわ、完全にノーマークでした。


石 たしかに1400m戦で勝ち鞍がないですからね。


編 ではなんで推奨を?


石 この馬は未来の1400m巧者なんです。って言うと怪しすぎますけど(笑)、1200m戦で全勝ち鞍を挙げているとはいえ、近走を見ていると明らかに緩急についていけていない。ペースが上がったときに置かれてしまっているんですね。前走だってラクなペースで行っているはずなのに、後ろの馬に差されちゃってますし。


編 へ〜、なるほどね〜。で、距離延長のここだと無理なくついていけると。


石 それもありますけど、こういうスピードのオン・オフが苦手そうな馬は1400mで能力を発揮することが多いんですよね。たしかに春の段階では1400mで負けていますけど、勝ち馬はG1に出走するような馬ですし、完成度からして違いましたから。


編 隠れた1400m巧者というわけですね。


石 そう思います。1400m戦では忘れないようにチェックしておきたいですね。


編 わかりました。と、石橋さんの注目穴馬3頭を挙げていただきましたが、こういう穴馬を絡めて馬券を買っていけばいいと。


石 そうですね。


編 そして、プレミアムコラム「二頭流一鞍道場」のほうでは、上記の対談に加えて、人気馬も含めた最終的な印を公開していただけると。


石 そうですね。このあとすぐにお伝えしていく流れなのかな?


編 え〜と、そうみたいです。すみません、僕もまだ慣れてなくて(笑)。


石 じゃあ、白秋Sの印をお伝えしましょう……





※ 各馬の印はプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」で配信しております。ぜひご期待下さい!


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