二頭両談!
石橋武

二頭両談 〜フルーツラインC〜

石橋武

投稿日:2014/10/24


Vstyle編集者(以下、編) さて、リニューアルの仮オープンも2回目となったわけですが、石橋さんはもう慣れました?


石橋 武(以下、石) 慣れたというか、僕はずっとこういうのを続けてきましたからね。


編 ああ、netkeiba.comさんで。


石 ええ。ただ、土曜日のレースについて話すというのが、まだ生活のリズムになってなくて、そこは慣れが必要かなと思いますけど。あなたはまだ慣れないですか?


編 ええ、まったく。なので、上のほうと話して、来週から単行本の編集をされていた方にお願いしようかという案もあるんですよね。


石 ああ、彼ね(笑)。いつもヒマそうにしてるから、やれと言えばやるんでしょうけど。でもうるさいですよ?


編 そんな感じはします(笑)。でも読者の方も慣れているほうが読みやすいかなと思って。


石 それはあるでしょうけど……。週に2回もアイツと顔を合わせるのか〜(笑)。まあ、今週はこの2人体制でやってみて、来週また考えましょうか。


編 そうですね。よろしくお願いします。今週は土曜日のどのレースについてお話しいただけるんでしょう?


石 なんか堅いですね(笑)。


編 すみません、性分で(苦笑)。


石 いえいえ、新鮮でいいと思います(笑)。え〜と土曜日は重賞の富士Sがあるんですけど、あのレースは僕のブログでお話ししたので、ここでは福島メインのフルーツラインCを取り上げましょうか。


編 わかりました。ではさっそくですけど、石橋さんの注目穴馬を教えていただけますか?


石 はい。ではヒルノケアンズからチェックしていきましょうか。


編 お願いします。


石 ヒルノケアンズは今回と同じ福島ダ1150mで【2 1 0 0】という、典型的な福島巧者なんですよね。


編 たしかにそうですね。前走もこのコースを勝ち上がってきましたし。


石 そうなんですよ。福島だと非常に競馬が上手いんです。非力なタイプで直線に坂があったり、ダートスタートだったりすると力が発揮できないだと思います。


編 でも2走前には阪神ダ1200mで好走していますよ。


石 下のクラスのしかも牝馬限定戦ですから、むしろあれくらいは走ってもらわないと困る(笑)。ただ、それでも勝ち馬から1秒近く離されていますから。


編 言われてみれば、その通りです。


石 連闘をかけてくるぐらいですから、陣営もそこらへんはわかっていると思いますし、体調もいい証拠。大外枠は気になりますけど、揉まれるよりはいいでしょう。当然ながら好走が期待できますよ。


編 そうですね。


石 続いてチェックしておきたいのがスウェプトアロー。


編 へ〜、全然人気がなさそうですけど。なんかこういうわけのわからない馬の名前が挙がると石橋さんだな〜と実感します(笑)。


石 え〜と、一応褒め言葉として受け取っておきます。ただ、この馬は決してわけがわからない馬じゃないですよ。


編 と言いますと?


石 中央に転厩してきてからのダートの2戦(3走前、前走)を見るとわかるんですけど、たしかに馬券には絡めていませんが、内容的には上々なんですよ。


編 ともに5着という結果でしたが。


石 ええ。この2戦とも脚抜きのいい馬場でハイペースの流れを前で受けるというなかなか強気な競馬だったんですけど、それで5着ですから。特に前走なんか前に行った馬はほとんど潰れていますし。


編 勝ったラピダメンテだけが先行して残っているんですよね。


石 そうです。それにしてもスウェプトアローよりも3キロ軽い斤量でしたkら。


編 そう考えると、ここまで人気がないというのはおかしいですよね。


石 だからここで推奨してるんです(笑)。前走の走りを見ても福島は合うと思いますし、好走が期待できますよ。


編 わかりました。あと1頭はどうしましょう?


石 ベルラインを挙げておきましょう。福島ダ1150mでの好走もあるように、小回りコースの短距離戦を非常に得意としているんですよ。


編 2走前も函館ダ1000mで勝っていますしね。


石 ええ。器用なタイプなんですよね。芝で走っていただけあって、軽いスピードが身上だけに、平坦コースが合うと言ってもいいかもしれません。


編 ああ、なるほど。


石 今回はその条件にピッタリの福島ダ1150mですから、持ち前のスピードを活かした先行力で粘り込みが期待できますよ。


編 わかりました。というかさすがにわかりやすいですね。


石 おかげさまで鍛えられてますから(笑)。


編 ではこのレースの最終的な印はプレミアムコラムのほうでご確認いただくとして、来週からの本格スタートも期待してますね。


石 もちろんです。こちらこそよろしくお願いします。




※ 各馬の印はプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」で配信しております。ぜひご期待下さい!


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