直結式 土曜の勝負対談
奥田隆一郎

直結式 重賞対談 〜スワンS〜

奥田隆一郎

投稿日:2014/10/31


Vstyle編集者(以下、編) 奥田さん、今週は3日間開催じゃなかったんですね。


奥田隆一郎(以下、奥) そうそう。なんか3連休だと3日間開催なんじゃないかって、ちょっと焦るよね(笑)。


編 あ、やっぱり(笑)? 2日と3日の開催じゃ作業量がエライ違いですもんね、奥田さんは。


奥 そうなんだよね。3日間開催だとその週はもちろん、翌週も時間が足りなくなるからね。そう言えば11月も3日間開催があるでしょ?


編 ええ。22・23・24日ですよね。


奥 この際だからJRAにひとこと言っておきたい。特にG1施行週の3日間開催はやめていただきたい。というか3日間開催やめて、ホントに(笑)。


編 切実(笑)。ただ、僕らからすると1日得した気分になるんですけどね。楽しみが増えて。あ、そうそう。楽しみと言えば、奥田さん、毎年11月の成績がいいじゃないですよね。


奥 ああ、毎年かどうかはわからないけど、たしかに資金を増やしやすい開催だよね。やっぱり広い東京、京都開催でまぎれが少ないぶん、適性通りに素直に決まるレースが多いんだよね。あと重賞が多いでしょ。


編 そうなんですよ。明日のスワンS、アルテミスSを入れて12鞍も組まれていますからね。毎日重賞があるという。


奥 そう。直結的には2歳重賞の配信はまだしないけど(暮れのG1からスタート)、こういうふうにG1時期で重賞が多いとオッズが歪むから高配当が出やすいんだよね。


編 へ〜、オッズが歪む……。


奥 要は実力以上に人気したり、反対に実力があるのにあまり支持されない馬がたくさん出てくるんだ。


編 ああ、普段あんまり馬券を買わない人の投票が入るから?


奥 そうそう。3連単なんかのオッズを眺めてると、けっこうバラついてるよ。


編 そんなところまでチェックしてたんですね。暇だわ〜。


奥 こら、研究熱心って言え(笑)。


編 そう、それが言いたかった(笑)。じゃあ、レース数も多く、高配当も出やすい、かつ奥田さんは得意の開催という、かなり狙いどころの開催じゃないですか。


奥 そうなるね。ただ、あんまり言われるとプレッシャーになるから、そのへんにしておいてね。


編 そんなかわいらしいタマじゃないでしょ(笑)。


奥 それ失礼なヤツ(笑)。まあ、そんな見どころたっぷりの開催ですから1ヶ月だけお試しというスタンスでも全然構いませんので、興味のある方は一度【直結式 勝負予想】をご覧になってみて下さい。


編 珍しい。奥田さん自らそんなことを言うなんて。


奥 ん〜、話してたらこの開催の【直結式 勝負予想】を読まないというのは、ホントにもったいない気がしてきちゃって、つい(笑)。


編 いいんです、それで(笑)。皆さ〜ん、期待してて下さいね〜! ということで11月も張り切って参りましょう。今月はスワンSからスタートです。


奥 13頭立てと頭数は少し寂しくなっちゃったけど、メンバー的にはかなり面白いよね。どの馬が勝ってもおかしくないようなメンバー構成で。


編 そうなんですよ。かなり悩ましいレースですよね。奥田さんもけっこう悩んだんじゃないですか?


奥 全然(笑)。こうだろうな〜と、わりとあっさり決まったよ。


編 へ〜、それは楽しみだ。ではさっそくその見解をお聞きしましょうか。いつものように奥田さんの注目馬をお願いします。


奥 了解。じゃあ、まずはサダムパテックに注目。


編 前走の京成杯AHはトップハンデの58.5キロを背負って8着。やっぱり斤量が効きましたかねぇ。


奥 それも凡走した理由のひとつだろうね。あとは荒れた馬場とか、ちょっと折り合いがついてないところもあったしね。ただ、前走こそ負けたとはいえ、短距離界を引っ張っていく一頭だけあって、直結コースでの激走は多いよ。


編 マイルCS(1着)とか?


奥 そうそう。京都芝1600m外も直結コースだし、同馬が勝った京王杯SCが行われる東京芝1400mも直結コース。おまけに去年のこのレースでも3着に激走しているというね。


編 たしかに京都外回りコースとか東京コースを得意にしている印象がありますよね。


奥 そうだね。特にベストの1400〜1600mでの信頼度は抜群。今回はまさにその京都芝1400m外のレースだし、是走からの斤量減も大きなプラス。勝ち負けになる一頭だよ。


編 そうですよね。実績からも能力×適性が高いのは明らかですからね。


奥 続いてチェックするのはベルカント。


編 スプリンターズSは惜しかったですね〜(10人気5着)。


奥 そうだね。あのメンバー、しかも外差しの馬場のなか先行して5着に粘ったのは高く評価できるよ。


編 ええ、着差も僅かでしたし(0.1差)。


奥 馬場さえ良ければ余裕で馬券圏内を争える好内容だったよね。十分にG1級の能力を示したと言えるんじゃないかな。


編 そうですね。


奥 さらに、この馬は同コースの京都芝1400mで行われたファンタジーSを勝っているし、直結コースの阪神芝1400mでもフィリーズレビューを勝っている。


編 おお、同コース+直結コースの重賞激走馬ということですね。


奥 その通り。1400mはベストだし、3歳牝馬ということで斤量の53キロも有利。同じく3歳で、人気の逃げ馬ミッキーアイルよりも4キロも軽いわけだからね。2〜3番手からの抜け出す競馬で勝ち負けが期待できるよ。


編 なるほどね〜。たしかにこの短距離戦でこの斤量差は有利ですよね。


奥 とりあえずスポーツコラム用はこんなところかな。


編 じゃあ、続いてプレミアムコラム用のお話をお願いします。


奥 じゃあこちらは……




※ 【直結式 重賞対談】の完結編はプレミアムコラムで公開しております。ぜひ、ご期待下さい。


奥田隆一郎

プレミアム会員に登録するだけで「(土)重賞対談結論・(日)最終レース予想」を読める!

(土)重賞対談結論・(日)最終レース予想
奥田隆一郎のプレミアムコラムは、土曜に重賞対談の最終結論、日曜に最終レース予想をお届けします。土曜はスポーツコラム(無料)でメインレースの注目馬を取り上げましたが、そのレースの最終結論(予想の印を含む)をプレミアムコラムにて公開します。また日曜は、最終レースの予想を公開します。馬券で勝って帰るためにもっとも重要なレースは最終レースといえます。それまで勝っている人はそれ以上の回収を、仮に負けていたとしても一発逆転があるのが最終レース。まさに「終わり良ければすべて良し!」を地でいくプレミアムコラムとなること間違いなし。是非、ご期待下さい。

PREMIUM
コンテンツ一覧
スポーツコラム
  • 奥田隆一郎
  • 石橋武
  • 棟広良隆
  • 鈴原幻象
  • 真中剣二
Vstyleスマートフォン版
外出先でもスマートフォンで
Vstyleをチェック!
PR