コンシェルジュ的 先週の振り返り&今週の展望
棟広良隆

先週の回顧

棟広良隆

投稿日:2015/2/26

【土曜日】
<京都9R>
4 キロハナ
緒戦は1000m通過が66.8秒という超Sペースの流れ。
それを差し引いても走破時計(1.54.9)・上がりタイム(34.5秒)ともに特筆すべきものではありませんでした。
ただ、ヴィジョン的な勝ちっ振りの良さは目に付いただけに、2走目となる今回に注目はしていました。
結果は同舞台で走破時計を一気に6.9秒も縮め、上がりタイムも33.4秒と優秀な決め手を発揮。
内容を大きく良化させました。
しかも、『軽く仕掛けた程度であの脚を使ってくれるんですから、素質は高い。』とはレース後の浜中騎手。
まだまだ奥がありそうです。
重い芝への適性などまだチェックすべき事項は多いですが、クラシックへ向けて要注目の存在になるでしょう。

<京都10R>
9 イサベル
いきなり既走馬相手に0.6秒差を付けて大外から豪快に差し切った鮮烈な内容を考えれば、1000万以下クラスでもたついている内容には不満を覚えます。
ただ、『これだけのSペースでしたし、内を通った前2頭の決着ですから、今日は仕方ない部分があるでしょう。』というレース後の浜中騎手の淡泊なコメントからも、底は知れてきた様子……。
今回は自身上がり33.3秒を使っていますが、デビュー戦は35.2秒と要していました。
前走勝ちも35.1秒。つまりは、上がりの掛かる重い芝を好むということです。
重い芝で直線の長いコースが舞台設定ならば、パフォーマンスレベルを上げられると見ます。

棟広良隆

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