二頭流一鞍道場
皆様の「重賞の穴馬が知りたい!」というお声にお応えし、石橋武のプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」の土曜日版がリニューアル!その週に行われる重賞1~3鞍の注目穴馬をズバリ指摘。枠順確定後の更新だけにより高精度、より勝負に徹した穴馬情報をお伝えすることが可能となります。まさにプレミアムにふさわしい情報となること請け合いです。そして、日曜日版では従来通り、厳選した勝負レースの印、買い目、見解をすべてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。
※「二頭流一鞍道場」日曜日版は、スポーツマスターで公開されている勝負予想とまったく同じものを1レース分、ご覧いただけます。
二頭両談 〜ファルコンS〜
投稿日:2015/3/20
書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) さて、今日は昨日のブログで公表したように、Vstyleとの合同企画で土曜日のレースを取り上げていただきますね。
石橋 武(以下、石) そうそう。日曜日のスプリングS、阪神大賞典が少頭数になるからね。
編 じゃあ、当日の勝負予想も?
石 配信するかどうか、微妙なところかな〜。じっくり検討してみて、高配が見込めるようなら出そうかなと思ってるけど。
編 まあ、たしかに重賞にこだわる必要はないですからね。それよりも配当にこだわっていただければと(笑)。
石 配当はこちらで決められないからね。もちろん荒れそうなレースを選んで配信するけど。いずれにせよまずは的中だよ。
編 そうですね。よろしくお願いします。で、さっそくなんですけど、今日はどのレースを取り上げましょうか。
石 ファルコンSにしようかな。中京の芝1400m戦。
編 いいですね。では石橋さんの注目穴馬を教えていただけますか。
石 まずはコパノハート。
編 ダート馬じゃないんですか?
石 走りを見ていると、芝もこなせそうだよ。1200mとか1600mではさすがにどうかとおもうけど、1400m戦ならやれてもおかしくない。それに週中の雨で力のいる馬場になっているし、これくらいのパワーがあったほうがいいからね。
編 なんで1400mならやれるんですか? そもそも1400mは初めてですよね。
石 うん、1400mというのはすごく特殊な距離で、芝のレースでも瞬発力より持続力が要求されるんだ。この持続力はダートで求められる資質と同じで、ダートからの転戦組が穴をあけるケースがすごく多いんだよね。
編 なるほど。だからコパノハートみたいなダート馬を買うのか。たしかこのレースを勝ったブライトラインも穴ではなかったですけど、その後はダート路線で活躍していますもんね。
石 そうそう。ブライトラインね。ただ、こてこてのダート馬じゃさすがにスピードが足りないから無理。ダートも走れるような芝馬というか、ダートもこなせる芝馬が狙い目なんだ。コパノハートは芝が初めてだけど、そういう適性はあると踏んでいるんだ。
編 わかりました。
石 続いてはマジックシャトル。
編 この馬も1400mが初めてですよね。しかもダートでは大敗。
石 たしかに。ただ、3走前に中山芝1200mに躓きながらも5着に善戦しているでしょ?
編 ええ。
石 中山芝1200mというのは、スタート直後から直線までずっと下って、その直線では急坂が待ち構えるという非常にタフなコースなんだ。
編 そっか。スタート直後からずっとスピードを維持していかなきゃいけないんですもんね。下りだから。
奥 そうそう。持続力が求められるんだ。だからほら、スプリンターズSの好走馬にももともとはダートで走っていたという馬が多いでしょ?
編 サンアディユとか。
石 スリープレスナイトとかね。マジックシャトルは前走でも持続力を活かす競馬で小倉芝1200mを勝っているし、今回も好走が期待できるよ。
編 なるほどね〜。
石 あとはアクティブミノル。
編 朝日杯FSの5着馬ですね。
石 そうだね。あの厳しい流れをよく逃げ粘ったと思うよ。能力は高いよね。
編 前に行って掲示板に載ったのはこの馬だけですもんね。1、2着馬は4角ふたケタ番手の馬でしたし。
石 そうだね。一頭だけ1400mのレースをしたという印象を受けたんだよね。その前の京王杯では、1400mにしては珍しくスローになって折り合いを欠いたけど、今回は1400mらしい澱みのない流れが見込める。
編 となれば、先行力を活かした好走が期待できると。
石 そういうこと。前走を見てもスピードの持続力があるのは明らかだし、好勝負が期待できるよ。
編 わかりました。あ、それと、ついでと言ってはなんなんですけど、日曜日のスプリングSと阪神大賞典で、いい穴馬いませんか?
石 ついででする話じゃないだろ(笑)。じゃあ、契約的な話もあるので、そちらはブログのほうでね。
編 お、やった。ありがとうございます!
※プレミアムコラムではファルコンSの各馬の印までご覧いただけます。3月20日中には更新いたしますので、ぜひ、ご期待下さい。
石橋武
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