直結式 土曜の勝負対談
奥田隆一郎

直結式 重賞対談 〜京都新聞杯〜

奥田隆一郎

投稿日:2015/5/8


Vstyle編集者(以下、編) お、絶好調・奥田さんの登場だ!


奥田隆一郎(以下、奥) 登場って、さっきからあそこの机に座ってただろ。そもそも絶好調でもないし。


編 え、違うんですか?


奥 絶好調になったら先週の万馬券3本?4本だっけ?くらいの的中じゃ済まないでしょ(笑)。


編 おお、そういうことですね。本当の絶好調時には10万馬券は飛び出すは、ほとんど的中するわの大騒ぎでしたもんね。


奥 そんなことあったっけ?


編 ありましたよ。ホントそういうことはすぐ忘れますよね。


奥 覚えておいても何の役にも立たないからね。


編 相変わらずクールを装ってますね(笑)。で、今週はどうなんですか?


奥 どうというのは?


編 絶好調なんですか?


奥 知るか(笑)。ただ、レースの見え方はいいよ。


編 なんですか、レースの見え方って?


奥 なんというかな、激走馬がスッと目に飛び込んでくるというか、まあ、適性がわかりやすいということだね。


編 へ〜、そういうのってよくあることなんですか?


奥 そうね。開催にもよるけど、去年のこの開催もそんな状態だったし、だから適性がはっきり出るレースが多いということじゃない?


編 「いうことじゃない?」って、僕に聞かれても困るんですけど(笑)、奥田さんがそう感じるならそういうことかと。


奥 まあ、どうでもいいか(笑)。


編 どうでもよくはないですけど、要するに適性がわかりやすいということは的中のチャンスが大きくなるわけですよね?


奥 そうだね。期待に応えられるようにがんばります。


編 ではさっそくがんばっていただきましょう。取り上げるのは京都新聞杯でいいですか?


奥 もちろん。ダービーの前哨戦という位置づけのレースだし、しっかりチェックしておきたいね。


編 そうですよね〜。ではさっそくですが、奥田さんの注目馬を教えて下さい。


奥 了解。まずはスピリッツミノルをチェックしよう。


編 前走の皐月賞は逃げることができずに9着に大敗しちゃってますが。


奥 G1だけあってやっぱり相手が強かったね。ただ今回は1勝馬も多く出走してくるG2だけに、能力的には上位の存在だよね。前走の大敗でイメージは良くないだろうけど、巻き返してきてもなんら不思議はないよ。


編 じゃあ、適性も高いと。


奥 もちろん。3走前に直結コースの京都芝2400mで行なわれた梅花賞を勝っているし、2走前には同じく直結コースの阪神芝2200mで行なわれたすみれSも勝っている。


編 あ、複数の直結コースの激走馬になるのか。


奥 そうだね。しかも京都外回りコースの長距離戦と、同距離のオープン特別をともに勝っているという点も高く評価できる。このコースに対する適性は非常に高いよ。


編 そうか、ただの直結コースの激走馬というだけではなくて、それぞれ今回と関連の深い条件で走っているということか。


奥 そういうこと。相手弱化のここなら勝ち負けになる存在だよ。


編 そうですね。


奥 続いてはシュヴァルグランをチェック。


編 前走は毎日杯で5着。取り消し明けということを考えれば、十分善戦と言える内容でしたよね。


奥 うん、しっかり伸びてきたね。前走の毎日杯(阪神芝1800m)は直結コースでもあって、その意味でもあの善戦は評価できる。そのほか、同じく直結コースの京都芝2000mで行なわれた京都2歳Sでもメンバー中最速の上がりで3着に好走しているんだ。


編 直結コースの重賞激走馬なんですよね。


奥 そうだよ。取り消し明けをひと叩きされた上積みも大きいし、勝ち味に遅いというか、3〜5着の多い馬だけど、京都外回りコースで初めて走る今回は、持ち前の末脚を活かした競馬で好勝負が期待できる。あまりナメてかからないほうがいいよ。


編 全然ナメてないので、大丈夫です(笑)。それよりもプレミアムコラム用のお話をお願いします。


奥 はいはい。あとは……




※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。


奥田隆一郎

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