二頭流一鞍道場
皆様の「重賞の穴馬が知りたい!」というお声にお応えし、石橋武のプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」の土曜日版がリニューアル!その週に行われる重賞1~3鞍の注目穴馬をズバリ指摘。枠順確定後の更新だけにより高精度、より勝負に徹した穴馬情報をお伝えすることが可能となります。まさにプレミアムにふさわしい情報となること請け合いです。そして、日曜日版では従来通り、厳選した勝負レースの印、買い目、見解をすべてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。
※「二頭流一鞍道場」日曜日版は、スポーツマスターで公開されている勝負予想とまったく同じものを1レース分、ご覧いただけます。
二頭両談〜特別編〜
投稿日:2015/7/17
書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、相当忙しそうですね。
石橋 武(以下、石) ホント申し訳ない。今週は通常通りのスケジュールで行けると思ったんだけど、またVstyleさんと合同で対談というか鼎談という形で。
Vstyle編集者 それは全然いいんですけど……
編 そう、問題はそこじゃない。え〜と、石橋さん、今何時かわかってます?
石 え〜、まあ4時ですね。
編 夕方じゃないですからね、朝の4時ですからね。
石 でももう(勝負予想の配信がある)金曜日になっちゃうし、この時間しかあいてなくて……
編 大抵の人はこの時間をあいてるとか言わないんです(笑)。
Vsytyle編集者 まあ、やっていただけるだけありがたいですから。
石 さすがVstyleさん。どこかの編集の人とは大違いだ。
編 ダメですよ、甘やかしたら。
石 いやいや、別に甘えているわけじゃないので。でもホント申し訳ないです。来週こそ通常通りのスケジュールでいけるように調整しますので。
編 というか、対談を4時に設定するのだけはやめてください(笑)。というのはさておき、時間も時間だし、お待ちかねの方も多いのでさっそく始めましょう。Vstyleさんなんて、本来は水曜日の公開だったんですよ。
石 Vstyleの読者の皆さん、ご迷惑をおかけしました。
Vstyle編集者 もういいですよ(笑)。それよりも土曜日のレースについてのお話をお願いします。
編 そうですね。石橋さん、土曜日はどのレースを取り上げます?
石 函館10Rの臥牛山特別(函館芝2000m)にしようかと。
編 あ、いいですね。翌日の函館記念と同コースで、参考になるところがあるかもしれないし。じゃあ、さっそく現時点での注目穴馬をお願いできますか?
石 はい。まずはスペランツァデーアに注目。
編 前走、今回と同じ函館芝2000mで3着。やはり適性は高いですか?
石 高いね。というか、こういうスピードの絶対値が問われないコースでしか走れないというかね。
編 ああ、たしかにローカルの福島とか小倉で好走していますよね。
石 しかも上がりのかかる展開でね。前走もまさにそんな感じで、同馬の上がり3ハロンタイムは37.2秒だったんだけど、それでもメンバー中3位だから。
編 ちなみに1位が勝ったサトノメサイアで36.7秒。たしかに上がりがかかってますね。
石 洋芝というのもあるし、雨で馬場が緩かったのも味方したんだけど、それでもなかなかのハイペースの流れを中団から追い上げた走りは、パワフルで函館に合っているなと。
編 小回りもいいし。
石 うん、馬場も荒れてきて、天気も微妙でしょ?
編 ええ。雨になるかもしれません。
石 それも他馬がスピードを発揮できないぶん、同馬にとってはプラスに働く。前走同様、好走の期待が持てるよ。
編 ひと叩きされた上積みも期待できますしね。
石 続いてはギブアンドテイクもチェック。去年の夏に同じ洋芝の札幌で3戦。未勝利、500万下のレースだけど、3戦とも馬券絡みをしているんだよね。
編 洋芝得意?
石 それもあるけど、バテずに長くいい脚を使えるタイプだからね。前走もそうだけど、直線の長い東京でも好走が多いでしょ。
編 ええ。
石 札幌もコーナー角の大きい、言ってみれば大回りなコースで、バテない強みを活かせるコースなんだ。
編 函館も合っているんですか?
石 今の函館は合ってる。馬場の悪化も込みでの期待になるけど。
編 あ、瞬発力勝負になりさえしなければいいのか。
石 そういうこと。札幌や東京で先行してバテない強みは、小回りでさらに活きてくる。しかも瞬発力が使えない馬場になれば、それを味方につけられるのはこの手の馬なんだよね。
編 そういうことか〜。
石 あとは去年のこのレースの3着馬マウイノカオイもチェックしておこう。前走は間隔があいたぶんかな。近走の戦績は冴えないけど、先行すればハイペースになるわ、後ろから行けばスローだわとちょっと運もなかった。このクラスで十分戦えるだけの能力はあるし、巻き返せるだけの条件は整っているよ。
編 1000万クラスでも好勝負した実績のある馬ですしね。こういう馬の巻き返しパターンは石橋さんの得意なところでもあるし、期待しておきます!
石 さて、続いては函館記念。
編 よっ、待ってました!
石 はいはい。時間も時間なのでさっさと行きますよ。
編 誰のせいですか。
石 うるさい(笑)。
編 で、函館記念の注目穴馬は?
石 まずはエックスマーク。
編 前走は前哨戦の巴賞で5着。函館はその1戦だけですけど、洋芝も含めてこのコースは合います?
石 問題ないでしょ。前走は馬場とかコース適性というよりも、流れが不向き。仕掛けどころもずれてたし、そもそも函館記念を狙うなら巴賞なんて負けてるくらいがいいのは常識でしょ。
編 常識ですか?
石 常識。巴賞で勝った馬って、よく函館記念で1番人気推されてるけど、近年は馬券にすら絡んでないでしょ。マイネルスターリー(11年)とかトウカイパラダイス(12年)とかエアソミュール(13年)とか。
編 あ、ホントだ。コケまくってる。
石 むしろ巴賞で差し届かなかった馬、動きが鈍かった馬が巻き返してくる。
編 馬場が使い込まれて傾向が変わってくるからですか?
石 それもあるし、北海道に移動→とりあえず巴賞をひと叩きというローテもある。エックスマークは重賞でこそ結果を残せていないけど、ハンデ55キロならこのメンバー相手でも十分に戦えるよ。
編 陣営は小回りコースに対して不安なところがあると言ってますけど。
石 そうなの? 中山とか京都の内回りコースを見る限りむしろ合っていると思うけどね。前走は前が止まらなかったし、仕掛けに対する反応がにぶかったからそう思ったのかもね。僕は問題ないと思う。
編 わかりました。続いてチェックするのは?
石 リベルタス。
編 これも巴賞負け組。
石 そうね。切れはないけど、上がりのかかるレースで渋太く脚を伸ばせるタイプ。わりと瞬発料を求められるコースでの出走が多くて、それでもそこそこの結果を出しちゃってるんだけど、言い換えれば切れがないぶん、勝ち切れないということでもある。
編 じゃあ、函館コースに替わった前走で3着と好走できたのは、適性があるからなんですね。
石 前走に限って言えば、結果的に行った行ったの競馬で早めに動いたぶん、それこそ切れ負けみたいな感じで2着馬に差されたけど、巴賞みたいな前残りの傾向の強い馬場じゃなくなった今回は、同馬の渋太さが活きてくる。というか、むしろ前走も向こう正面から仕掛けてるからね。それで最後まで粘っているのはさすがだよ。
編 あと1頭お願いします。
石 ハギノハイブリッド。3歳の時に結果が出ていたからある意味仕方ないんだけど、近走で瞬発力に頼らない競馬にシフトしてきたのは買いだよね。2走前にはその競馬で好走できたし、ここも人気がないなら狙って面白いなと。とりあえずはこの3頭に注目しておこうか。
編 わかりました。じゃあ、週末というか、もう数時間後か(笑)。勝負予想も期待してます。
Vstyle編集者 Vstyleのプレミアムコラムもお忘れなく。
石 もちろんです(笑)。ではのちほど。
-----------------
「単勝二頭流」勝負レースの予想を見る方法
1. スポーツマスターにアクセスする。
2. スポーツマスターで、無料会員登録する。
3. マイページから「石橋武」⇒「勝負予想!二頭流指南(単勝・3連単)」を選んでください。
「単勝二頭流」勝負レースの予想サイト
-----------------
石橋武
プレミアム会員に登録するだけで「二頭流一鞍道場」を読める!