二頭流一鞍道場
皆様の「重賞の穴馬が知りたい！」というお声にお応えし、石橋武のプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」の土曜日版がリニューアル！その週に行われる重賞１～３鞍の注目穴馬をズバリ指摘。枠順確定後の更新だけにより高精度、より勝負に徹した穴馬情報をお伝えすることが可能となります。まさにプレミアムにふさわしい情報となること請け合いです。そして、日曜日版では従来通り、厳選した勝負レースの印、買い目、見解をすべてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。
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二頭両談！
石橋武
二頭両談 〜フルーツラインＣ〜
石橋武
投稿日：2015/11/4
Vstyle編集者（以下、編） 石橋さん、先週は対談がなくて寂しかったですよ。
石橋 武（以下、石） すみません。どうにも時間が取れなくて。ただ、僕の話なんかより、予想を見せてもらったほうがいいという声も多かったようで……
編 そ、そんなことないです。そんなことないです。この対談、大人気です。
石 慌てすぎです（笑）。とりあえず現時点ではまだこの対談は続くということでいいんですよね？
編 もちろんです。現時点どころか未来永劫続けてもらえればと。
石 いや、さすがにな〜。そう言ってもらえるのは本当にありがたいんですけど……でもな〜……
編 え、契約的な話ですか？
石 ん〜、ある意味。
編 いや、それはこっちでもなんとか頑張りますので。
石 それじゃどうにもならないというか……
編 じゃあ、なんとか考えますので、どういうことか言ってみて下さいよ。
石 未来永劫となると、僕にも寿命があるので。さすがにそれは……
編 アホか、死神との契約みたいに言うな（笑）。はい、バカバカしいので、さっさと競馬の話に移りますよ。
石 キャラ変わりましたね。
編 つい（笑）。で、今週なんですけど、どのレースについてお話ししましょうか。重賞は２鞍組まれていますけど、それこそ契約の問題があるんですよね。
石 先週、アルテミスＳを強行で対談したらけっこうな剣幕で言われちゃいましたからね（笑）。
編 たしかに（笑）。
石 そういうのは忘れたころにやるとして、ここでは福島メインのフルーツラインＣを取り上げようかと。名より実ということで、荒れそうなレースを選んでみたんですけど。
編 福島芝2600mの1000万特別。しかもハンデ戦。荒れそうですね〜、たしかに（笑）。
石 ですよね。それに、土曜日の重賞のファンタジーＳは公式ブログのほうで取り上げるつもりなので、興味のある方はそちらをご覧いただければと。
編 へ〜、珍しいですね。土曜日のレースというのは。
石 あ、なんか今週は２レース話すハメになっちゃって、というか僕が悪いんですけど（笑）、ブログではアルゼンチン共和国杯とファンタジーＳを取り上げるということで。
編 なるほど（笑）。ではそちらも楽しみにしておきます。木曜日夕方の更新ですよね。
石 そうですね。
編 さて、では本題のフルーツラインＣですが、どの穴馬に注目しておきましょうか。
石 まずはジューヴルエール。
編 ２走前に札幌で同距離のレースを勝って昇級してきたんですね。
石 そうなんですよ。非常に強い競馬でしたね。この馬はムラっぽいというか、エンジンのかかりが異常に遅くてしごいてしごていしごいてしごきまくってようやくエンジンが点火するという。あまりジョッキーは乗りたがらないんじゃないですかね（笑）。
編 疲れそうですよね（笑）。
石 ただ、距離があって、途中から仕掛けていけるようだとバテない強みが発揮されるんですよ、２走前みたいに。
編 その前の函館芝2600mでも惜しい競馬をしていますよね。
石 そう、小回りをこなす器用さもあるし、スタートからすっと前につけられるセンスもある。そして追ってバテない。だけど致命的にエンジンのかかりが遅いという。
編 やっかいな馬ですね。
石 愛すべきやっかいさですね。僕は嫌いじゃない。僕が乗るわけじゃないしね（笑）。
編 でしょうね（笑）。
石 前走はスピード勝負の京都芝で全然ダメでしたけど、下り坂が苦手なのか、ジョッキーが追わなかったからなのか、最後は全然走ってないですからね。あれは決して実力じゃない。先週の福島芝コースは開幕週らしい前残りの競馬が目立ちましたけど、この馬の先行力とバテない強みを活かせば勝ち負けできますよ。
編 昇級も関係ないと。
石 まったく。相手なりに走るタイプですし、未勝利ではデニムアンドルビーを完封するほどの能力の持ち主ですからね。あとはその能力が発揮できるかどうかですね。
編 なるほど。
石 続いてはディープストーリー。
編 ２走前に札幌芝2600mの阿寒湖特別で５着。
石 ５着とはいえ、勝ち馬との差は0.1のクビ差。去年も札幌芝2600メートルで好走しているように、この馬もズブい。だから前走の東京芝2400mのような瞬発力勝負になるコースだとさすがに厳しいですけど、上がりのかかる福島芝2600m、しかも軽ハンデの見込めるここなら好走の可能性は十分ですよ。
編 そうですね。距離が伸びてガラッと変わるというのを何度も見せていますし、ここも条件替わりで大きな前進が見られそうですね。
石 そして最後にクロニクルスカイ。
編 ３走前に今回と同じ福島芝2600mを圧勝。続く２走前にも、現級の札幌日刊スポーツ杯で３着と、この距離は合ってますよね。
石 その好走した２鞍はともに厳しいペースを前につけてさらに脚を伸ばすという能力のある走りっぷりで、前が有利な今の福島なら再度の圧勝も可能。要注意ですね。
編 わかりました。いま名前の挙がった馬が好走してくれば高配当必至だな〜。ぜひとも頑張ってもらいたいですね。
石 ジューヴルエールは鞍上に頑張ってもらいたいです（笑）。
編 そうですね。では最終的な各馬の印は週末のプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」でお願いします。今日はお忙しい中、どうもありがとうございました。
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