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Vstyle編集者（以下、編）　奥田さん、あっという間に12月ですよ。

奥田隆一郎（以下、奥）　はいはい、阪神Ｃね。がんばりますよ。

編　まだなにも言ってないじゃないですか（笑）！

奥　でもその話に持っていこうとしてただろ？

編　はい！

奥　そんなことで力強く頷くんじゃない（笑）。だいたい阪神Ｃなんて、まだまだ４週間も先の話だよ？

編　奥田さんにとってはまだまだかもしれないですけど、我々読者にとってはもうすぐなんですよ。実際、12月に入って【直結式 勝負予想】のお申し込みも一気に増えましたし。

奥　ああ、今週から購読するとちょうど４週間なのか。

編　そうなんですよ。もちろん来週からという方もいるでしょうし、それでも全然遅くはないんですけど。

奥　でもやっぱりこの開催は気合いが入るね。こうやって毎年多くの方に予想をご覧いただいているわけだし、自分としても阪神Ｃの連続的中は続けたいしね。

編　ですよね。まだちょっとだけ先のレースですけど、それまでにドカンと勝負できるだけの軍資金もお願いしたいですし。

奥　結局、最後はいっつもそれだな（笑）。今まで勝った分はどうしたんだよ。

編　あ～、あれですね。なんというか、宵越しの金は持たない派というんですかね。

奥　江戸っ子を気取るんじゃない。

編　でも今週のチャンピオンズＣもそうですけど、たくさん勝負レースがある開催じゃないですか。軍資金をお願いしますよ。

奥　そうね。来週のチャレンンジＣとか、重賞以外でも適性の出やすいコースがたくさんあるからね。中山、阪神、中京は。

編　ああ、どの競馬場もひとクセもふたクセもある特徴のはっきりしたコースですからね。

奥　そう。東京とか京都での凡走から、いきなり激走を見せるというのもこの開催のパターンだし、どのレースも必見だよ。

編　そうですよね。楽しみです。ではそろそろ土曜日のレースについてお話ししてもらいましょうか。どのレースを取り上げます？

奥　ステイヤーズＳにしようかなと。

編　3600mという、それこそ特徴のある距離で行われるレースですね。ではさっそく、奥田さんの注目馬を教えて下さい。

奥　了解。まずはスズカデヴィアスをチェック。

編　去年のこのレースで４着に善戦しているんですよね。

奥　そうそう。当時は1600万特別を勝ったばかりで、いきなりの重賞挑戦だったんだよね。それでいて４着に善戦したというのは評価すべき点だよ。

編　しかもその好走だけでは終わらずに、ステイヤーズＳの次には京都記念で２着に激走するという……。

奥　力をつけているんだよね。去年の４着とか、京都記念２着とか実績を積んだ今年は前進が期待できるし、それに……

編　それに？

奥　ステイヤーズＳは今回が叩き２～３走目となるアルゼンチン共和国杯からのローテーションとなる馬が、近３年連続で勝利を収めているというのも強調材料。

編　あ、ホントだ。スズカデヴィアスも前走でアルゼンチン共和国杯を叩いて今回が休養明け２走目。ローテーションもバッチリですね。

奥　長距離実績があって、ローテも好走条件に合うとなれば、激走の期待は大きいよ。

編　そうですね。

奥　続いてはプランスペスカをチェックしておこう。

編　お、全然人気がなさそう！　でもどのあたりを評価したんですか？

奥　コース適性がすごく高いんだよ。６走前には直結コースの京都芝2400mで琵琶湖特別（1000万下）を勝っているし、３走前にも同じく直結コースの阪神芝2400mでグリーンＳ（1600万下）を勝っているでしょ。

編　でも、そのあとの２走はオープンクラスで走って惨敗していますよね？

奥　そうね。とはいえ、前々走、前走ともに２カ月以上間隔があいてからね

編　あ、そうか。それが今回は……

奥　そう、今回は適度な間隔で出走できるんだ。オープン３走目のクラス慣れも見込めるし、長距離戦での大駆けに期待したいね。

編　なるほどね～。じゃあ、続いてはプレミアムコラムの話ですね。この馬の名前が上位に出てくるとなると、この後が楽しみすぎる（笑）。

※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。