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Vstyle編集者（以下、編）　さて、ついにこの日がやってきました。

奥田隆一郎（以下、奥）　阪神Ｃね。

編　ええ。もうここまで来たら何も言うことはありません。粛々と進めていきましょう。

奥　「粛々と」ってガラじゃないだろ（笑）。いつも通りでいいよ、いつも通りで。さ、そんな感じでそろそろ始めましょうかね。

編　あ〜っと、ひとつだけ。年明けは1月５日の金杯から配信スタートしますので、こちらもお見逃しのないように。しかもその週末は３日間開催ということで、奥田さん、大変ですね。

奥　人ごとだな、おい（笑）。でも、期待してくれる方が多いので、年末年始をいい形で乗り切れるようにがんばります。

編　ではさっそく阪神Ｃからがんばっていただきましょう！　奥田さん、ついにこの時がきました。阪神Ｃの注目馬の発表をお願いします！

奥　大げさ（笑）。じゃあ、まずはダイワマッジョーレに注目。

編　来た〜。いきなり人気薄！

奥　そんなに騒ぐほどのことじゃない（笑）。

編　だって、前走はマイルCSで17着に大負けしてますよね。

奥　そうね。というか、それがいいんだ。

編　え、そうなんですか？

奥　うん。阪神Ｃは同コースの阪神芝1400mか直結コースを激走した適性の高い馬が、秋の２〜３戦を惨敗したあとに変わり身を見せるからこそ波乱となっているんだよね。

編　お〜、たしかに。

奥　なかでも特に前走でレベルの高いG1（＝マイルCS）を惨敗した馬は要注意なんだよね。

編　たしかに前走のマイルCSは大のつく惨敗ですよね。あ、しかもダイワマッジョーレは（同コースの）阪急杯を勝っているのか。

奥　その通り。しかも去年のこのレースでも３着に激走しているよね。

編　そうなんですよね〜。

奥　秋緒戦となったスワンＳ（京都芝1400m外＝直結コース）で５着に善戦、２戦目のマイルCSはさっきキミが言ったように大惨敗なんだけど、今回は叩き３走目。得意コースで大きな変わり身が期待できるよ。

編　モロに阪神Ｃの穴馬激走パターンですからね。要チェックです。

奥　続いてチェックするのはクラレント。

編　一昨年の阪神Ｃの３着馬ですよね。

奥　そう、しかも７番人気からの激走だけに評価できるよ。それにこの馬は直結コースでの激走が多くて、例えば東京芝1600mでは東京新聞杯を勝っているし、敗戦続きだった今年も安田記念を12番人気ながら３着に激走。

編　同コース+直結コースの激走馬なんですね。

奥　そういうこと。このコースに対する適性はかなり高いよ。近２走は2000mの競馬でこの馬にとっては距離が微妙に長かった。今回ベストの1400〜1600mに戻ることで、勝ち負けまで期待できる。穴馬として大注目だよね。

編　人気、落としてますもんね〜。アタマから勝負だな、こりゃ。では、続いてプレミアムコラム用のお話をお願いします。

※この続きはプレミアムコラムでご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。