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Vstyle編集者（以下、編）　いや〜、気持ちいい！

奥田隆一郎（以下、奥）　また、なにか始まったな（笑）。で、なにが？

編　今日の東京最終レースですよ〜。○→◎→▲の大本線で決まったじゃないですか。重い印を打った馬、つまり適性の高い馬が馬券圏内を独占するというのがホント気持ちいい。ただ、配当がな〜。配当がな〜。配当が……

奥　わかったよ。たしかに堅かったよ（苦笑）。明日はもっと高配当を獲るよ。

編　ホント、頼みます！　ただ、配当は置いといて、印上位馬がきっちり激走しているというのは、適性を完全に掴めているということですからね。明日以降もかなり楽しみです。

奥　そうね。

編　となると、はっぱりあとは配当だな……

奥　わかったって（笑）。しつこいな。もうそんなヤツは置いといて、さっさと毎日王冠の話を始めようっと。え〜と、最初に注目するのは……

編　ちょっと、それ僕の仕事ですから。では改めまして、奥田さんの注目馬をお願いします。

奥　はいはい。じゃあまずはアンビシャスに注目。

編　去年の毎日王冠は６着でしたよね。

奥　そうだね。あのレースは出遅れがかなり響いたし、３歳秋は全体的に善戦止まりだったところもある。ただ、古馬になってから、今年の春には直結コースの阪神芝2000mで行われた大阪杯を勝利。

編　大阪杯って、かなりメンバーが揃ってましたよね。

奥　そうなんだよ。Ｇ１馬が５頭も出走していて、それらの馬を相手にした重賞制覇だからね。あれは高く評価できるよ。

編　ちなみに前走の宝塚記念の大敗はどうみます？

奥　ハイペースに巻き込まれて、しかも掛かりっぱなしだったからね。能力を全然出せていないし、しかも阪神芝2200mは直結コースでもないからね。度外視でいいよ。

編　あ、直結コースじゃないんだ。

奥　もともと芝1800〜2000mが適距離だし、今回の距離短縮はプラス材料だよ。しかも鞍上もいいよね。

編　ルメール騎手？

奥　そう。ルメール騎手が騎乗したときには４戦３勝４連対、相性抜群なんだよね。距離短縮に加えて、乗り替わりもプラス材料だよ。春の競馬の内容からも中距離ならＧ１を狙える馬なのは明らかだし、適距離のＧ２なら勝ち負けになるよ。

編　ですよね〜。

奥　続いて注目するのはマイネルミラノ。

編　お、人気薄。前日の最終オッズで単勝21.9倍の７番人気。妙味がありますよね。でもこの馬のどのあたりを評価したんですか？

奥　だってほら、この馬も今年の春に同コースのエプソムCを3着に好走してるでしょ？

編　あ、さっきの好走条件に合致するのか。

奥　その通り。それだけでも買いなんだけど、エプソムCってここ3年連続で逃げ馬が馬券に絡んでいるんだよね。

編　しかも人気薄が多いんだ〜。

奥　そうそう。去年は人気だったけど（逃げ馬1人気1着）、一昨年が11番人気2着、3年前が5番人気3着でしたからね。

編　それでマイネルミラノか～。この馬も前に行って渋太いですもんね。

奥　そういうこと。前走の新潟記念は追い込み馬が1～5着を独占したレースで、この馬にはまったく流れが向かなかったけど、今回は開幕週で逃げ馬に有利なレースになるからね。変わり身を警戒しておかないと。

編　なるほど～。では続いて、プレミアムコラム用のお話をお願いします。

※この続きはプレミアムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。