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Vstyle編集者（以下、編）　奥田さん、早いものでもう今週末から東京・京都開催ですよ。

奥田隆一郎（以下、奥）　あっという間の１カ月だったね。３週間後にはフェブラリーＳが行われるし、この時期はクラシックに向けて重要なレースも増えてくる。特にクラシックに関しては３月、４月と中山開催が続くから、東京コースへの適性を見抜くうえでもこの開催のレースは研究のしがいがあるよね。

編　あ〜、もうクラシックの話が出ちゃうのか（笑）。

奥　そりゃ出るでしょう。だって有力馬はあと１戦、多くても２戦したら本番だろうし、これから出てくる馬たちも２戦、３戦で権利を取らないと間に合わない。もうこの開催から１戦１戦が勝負なんだよ。

編　そうか〜。じゃあ、この開催も盛りだくさんでお伝えしていけそうですね。前開催が38万馬券とか高配当をバンバン獲ってくれたので、今週からの開催も期待してますよ。

奥　もちろん。いつも通り的中を重視しつつ、仕掛けるところでは大胆に高配当を狙っていきますよ。

編　お〜、楽しみ！　よろしくお願いします！　ではさっそくなんですけど、土曜日のレースについてお聞きしたいなと。重賞はないですけど、どのレースに注目します？

奥　東京メインの白富士Ｓにしようかと。

編　芝2000mのオープン特別ですね。人気が割れそうでなかなか難しいレースになりそうですが、大丈夫ですか？

奥　大丈夫だわ（笑）！

編　ですよね（笑）。はい、ではさっそく奥田さんの注目馬を教えていただけますか？

奥　了解。まずはスーパームーンに注目しよう。

編　たしかこのレースで馬券に絡んでますよね。え〜と……

奥　一昨年だね。一昨年の白富士Ｓで３着だったんだ。

編　そうそう。

奥　直結コースでも札幌芝2000mの1600万特別を勝って昇級。その後、一戦挟んで同コースのアイルランドＴ、直結コースのアルゼンチン共和国杯を連続３着に好走。そしてそのあとがさっき言った白富士Ｓの３着だよね。

編　そうか、同コース＋直結コースの激走馬になるのか。

奥　そうだね。近走は休み休みの出走だったように本調子ではなかったけど、今回は立て直して得意の東京開催を狙ってきた。もともと鉄砲実績のある馬だし、立ち直った今なら好勝負になるよ。

編　そうですね。オープン特別なら力は上でしょうし。

奥　続いてチェックするのはサムソンズプライド。

編　サムソンズプライド……、このところあまりいい競馬ができていないような。

奥　そうね。ただ直結コースの東京芝2400mで緑風Ｓ（1600万下）を勝っているんだけど、オープンに昇級してからはもっと長い距離ばかり使われているというのがね。

編　ああ、たしかに。

奥　プリンシパルＳを勝っているように、本来は2000mのほうが合っているからね。近走はさすがに距離が長すぎた。今回は開幕週だし、得意コースで逃げを打ってくる可能性も高いし、粘り込みを警戒しておかないと。

編　なるほど。たしかに距離短縮、開幕週というのは有利な条件ですよね。注意しておきます。では続いてプレミアムコラムのお話をお願いします。

※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひご期待ください。