コンシェルジュ的 穴馬考察!
JRA開催3競馬場のメインレースの中で最も気になる魅力溢れる『穴馬』を、「棟広良隆が提唱する理論=激走レンジ<range>」に基づいて、理論的に説明します。
先週の回顧
投稿日:2019/6/5
☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<阪神5R>
3 リアアメリア
スタートで後手を踏みましたが、レース後の川田騎手からは『意識的にゲートは出遅れさせて、後ろからの競馬を教えた。』という驚きのコメントが。
前半は頭を上げて首を振ったり、かなり行きたがる素振りを見せたりとまだ若さ丸出しでしたが、何とか馬の後ろで我慢が利きました。
そして、直線の入り口で外に持ち出されると、完全にノーアクションの持ったままで先頭に立ちそこから後続を千切る一方。全く追うところなしでの1.3秒差には舌を巻きました。
走破時計は1.36.5と平凡に映りますが、今の阪神は時計を要する重い芝。前の3歳未勝利戦が1.36.1、翌日の1勝クラス(500万以下クラス)が1.35.3だったことからも悪くありません。
今年最高レベルの評判2歳馬が、評判以上の強いレースを見せつけました。
【日曜日】
<東京5R>
7 サリオス
1000m通過が63.5秒というかなりのSペース。一般ならばそのペースで運んだアブソルティスモが押し切る流れです。
その中でマークした上がり33.1秒は素晴らしい瞬発力と言えます。走破時計は次のモーベットに0.2秒劣るものでしたが、上がりはこちらの方が0.7秒も上回っています。
しかも、ノーステッキで、アブソルティスモを捕え切ると後は流す余裕を見せてのもの。強い内容です。
534キロの雄大な馬体からまだまだ奥がありそうです。
マイルの馬というイメージでもありませんし、今後どこに激走レンジ<range>(真の適性)を示すのかが楽しみです。
なお、アブソルティスモは敗れたとはいえ後続には1.2秒差を付けています。こちらは瞬発力ではなく、もっと道中のペースを上げて持続力で勝負しなければならないタイプであることを露呈しました。
棟広良隆
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