コンシェルジュ的 先週の振り返り&今週の展望
棟広良隆

先週の回顧

棟広良隆

投稿日:2019/7/31

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆

【土曜日】

<札幌1R>

1 ゴルコンダ

新馬戦は「稍重」だったとはいえ軽い芝の東京でメンバー中第3位の上がり34.0秒を使って0.5秒差・<3>着。

2戦目の今回は重い芝の函館。そこで1000m通過が59.6秒という淀みのないペースで逃げを打ち、1.48.3のレコード勝ちを飾りました。上がりタイムは36.5秒。瞬発力よりも持続力に秀でたタイプであることは明らかです。

『強かった。この馬は走る。』というレース後のルメール騎手のコメントからも今後が楽しみです。


<札幌12R>

1 ヒシゲッコウ

これまで4戦3勝。二千を3戦して、今回は二六に距離を延ばしてきました。それでも前半の位置取りは後方からの運びとなり、終いはしっかりと伸びました。

『長距離の能力が高いし、上のクラスでも絶対にやれる。』とルメール騎手のコメントは力強いもの。3歳馬なので、当然秋の菊花賞が視野に入ってきますが、今年から4歳馬の降級制度の廃止により2勝クラスを勝っている3歳馬の数は増してしまいます。まだ賞金面で確実に出走とはいかないでしょう。

あとは、軽い芝への適性。唯一敗れたプリンシパルSでもメンバー中最速の上がり33.5秒を使って0.3秒差ですから内容は悪くありませんが、重い芝の方がベターに感じる現状だけに、パフォーマンスのチェックが再度必要です。

棟広良隆

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