コンシェルジュ的 先週の振り返り&今週の展望
棟広良隆

先週の回顧

棟広良隆

投稿日:2019/9/3

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆

【土曜日】

<札幌1R>

2 ミヤマザクラ

新馬戦は1番人気に支持されながら0.6秒差・<4>着に終わりました。『完全に僕のリードミス。』というレース後の藤岡佑騎手のコメントがありましたが、ヴィジョン的には特に気になるシーンはありませんでした。

しかし、その意味が今回のレースを見て理解出来ました。

前走は1000m通過が66.1秒という超Sペースからの瞬発力勝負の流れになりましたが、今回は60.7秒と一転してかなり流れました。

それにも拘らず、4コーナー手前で早めに外に出してスパート。直線入口ではもう先頭に並び掛け、そこからグングン伸びて後続に0.8秒という大きな着差を付けて圧勝しました。2.02.1の走破時計も重い馬場レベルを考えれば上々のものです。

つまり、前走で藤岡佑騎手は早めにロングスパートを仕掛けたかったのに、それが出来なかったことを悔いていたのです。瞬発力よりも持続力に秀でていることは明らかです。

『この段階でこれだけ走るのだから、将来性がある。』とレース後に述べただけに今後が非常に楽しみな素材です。

ただ、軽い芝の早い上がりタイムへの対応は課題として残ります。


【日曜日】

<札幌12R>

2 レコンキスタ

5走前に14番人気で<3>着、そして今回は11番人気で<3>着と穴をあけていますが、この2走に共通しているのは重いダートの「良」であったこと。適性はハッキリしています。

そうはいっても、千七でのこれまでのベストパフォーマンスが2走前の津軽海峡特別の1.45.9・<8>着だっただけに、今回の1.44.4・<2>着と走破時計を大幅に詰めてきたことは評価に値します。

今後も重いダートでの一発に注意を払いたい存在です。


棟広良隆

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