コンシェルジュ的 穴馬考察!
JRA開催3競馬場のメインレースの中で最も気になる魅力溢れる『穴馬』を、「棟広良隆が提唱する理論=激走レンジ<range>」に基づいて、理論的に説明します。
先週の回顧
投稿日:2020/2/28
【日曜日】
<京都12R>
14 サンキュー
<6>着とはいえ、着差は僅かに0.2秒。直線後半の脚勢はヴィジョン的にも上々のもので、馬券圏内に食い込むかというものでした。上がり35.9秒はメンバー中最速のもの。
ただ、『もう少し上がりが掛かってくれれば良かった。』とレース後の藤岡佑騎手がコメントしているように、この千四の距離ならば重いダートの方がベターです。
今回は軽いダートでしかも道悪の影響のある「重」でした。馬場レベルが好転すれば、更なる内容が期待出来るでしょう。
<東京9R>
3 カフェファラオ
新馬戦でマークした1.54.7は古馬2勝クラスに匹敵する優秀なもの。新馬戦としては破格の走破時計でした。
ダートでは2戦2勝と強い競馬で底を見せていないタガノビューティーを相手に1番人気に支持されたのはそのパフォーマンスレベルの高さを買われてのものでした。
ただ、今回は前走の重いダートの中山から軽いダートの東京へのコース替わりがありました。ゲートが悪く最後方から。ダッシュも全く付かなかったことから、芝スタートの影響をデムーロ騎手は示唆しました。
かなり置かれてしまいましたが、3コーナーで外から追い上げを開始。そのままの勢いで直線でもグイグイ伸びて差し切ってしまいました。
タガノビューティーが上がり34.9秒という素晴らしい瞬発力を披露しましたが、それでも0.2秒差を付けて完封。相当強いレース振りでした。
緒戦が逃げ切り勝ち、今回が最後方からの差し切り勝ちとまだ大味な競馬しか経験していないだけに、馬群の中で他馬のキックバックを受けた際に対応出来るかどうかというのが懸念材料として残りますが、クリアした場合は相当な活躍が期待出来るでしょう。
なお、軽いダートと重いダートとどちらがより合っているのかをこれから見ていく必要があります。
棟広良隆
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