コンシェルジュ的 穴馬考察!
JRA開催3競馬場のメインレースの中で最も気になる魅力溢れる『穴馬』を、「棟広良隆が提唱する理論=激走レンジ<range>」に基づいて、理論的に説明します。
先週の回顧
投稿日:2020/5/20
☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<東京7R>
2番ルナシオン
好スタートを決めて2番手から。道中で早めに動く馬たちがいましたが、しっかりと自分のペースで追走出来ていました。直線に入ってからは反応が悪くズルズル下がっていくようにも見えましたが、外に出されてステッキを入れられるとグイグイ伸びて差し切りました。
同馬よりも0.2秒早いメンバー中最速の上がりを使った<2>着馬を後ろの位置から差し切ったということは、残り1ハロンぐらいからの同馬の瞬発力の素晴らしさを示すものでした。
続く前走のクイーンCは0.9秒差・<10>着に敗れましたが、道中のペースに戸惑った可能性を高く感じます。緒戦の1000m通過が65.0秒だったのに対して、2戦目は57.7秒。実に7.3秒もの開きがありました。
今回は、前走よりも2.2秒遅く59.9秒で、レースの上がりが33.9秒という瞬発力勝負。この流れで緒戦の良さを再度取り戻しました。しかも、重賞で好走したアオイクレアトール・オーロアドーネを軽く捻る強い内容。軽い芝での切れ味は保証出来ます。
あとは、前走のように、速い流れになった際・重い芝などへの対応です。
【日曜日】
<京都12R>
4番フィールシュパース
これまでのキャリアで一番の実績は2歳時の北海道2歳優駿での0.3秒差・<2>着。「重」とはいえ地方の砂質での功績なので、当時は重いダートの中距離がベスト条件と見ていました。
しかし、今回は軽いダート千二での勝利。「重」という馬場レベルも手伝っていますが、1.10.2という上々な走破時計で勝利しました。脚部不安で1年4ヶ月という長期休養を余儀なくされましたが、叩き2走目で早くもしっかりと勝利。この休養期間中に去勢もされており、まだ奥がありそうに感じます。昇級戦でも通用するでしょう。
重いダートの千二でのパフォーマンスに興味があります。
棟広良隆
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