コンシェルジュ的 穴馬考察!
JRA開催3競馬場のメインレースの中で最も気になる魅力溢れる『穴馬』を、「棟広良隆が提唱する理論=激走レンジ<range>」に基づいて、理論的に説明します。
先週の回顧
投稿日:2020/6/22
☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<東京5R>
16 カガジャスティス
今回で4走連続東京コースに使われましたが、ここ3走は末脚を生かす形でした。3・2走前で33.9・33.6秒とメンバー中第2位の33秒台を使ってはいるのですが、<6>着止まりでした。
今回は一転して1000m通過が58.4秒というHペースの中を3番手に付ける形。しかし、直線に入ってからもバテずに渋太く伸びて0.3秒差を付けて快勝しました。
切れ味よりも持久力に秀でているキャラクターを持っていることをハッキリと示しました。江田照男騎手の好騎乗です。
走破時計は1.34.7「稍重」でしたが、前走は1.34.6「良」で1.4秒差も付けられてしまっています。時計に限界のあることは明らかで、時計を要する重い芝が合っています。
走れる好走レンジ<range>(適性の幅)が狭い馬ですが、それだけに上のクラスに入っても再度大きな穴をあける可能性を秘めています。
<函館5R>
9番モンファボリ
好ダッシュからハナへ。追い上げる馬たちの方が先に手応えが悪くなる中、直線に入り気合いを付けられると後続にグングン差を付けて圧勝。1.08.7の2歳レコードを樹立しました。
同日の1勝クラスが1.09.1・3勝クラスでも1.08.5ですから、その比較からも優秀な数字であることは明らかです。
412キロしかない馬ですが、『体は小さいけどいいスピードがあるし、フットワークと走りのバランスが良い。』とレース後に武豊騎手はコメントしました。この走破時計から、軽い芝で更にそのスピードが生きる可能性を感じます。
それだけに、函館2歳Sまでにどこまで馬場レベルが低下するのかがポイントとなります。また、控える形に対応出来るのかどうかという課題もあります。
棟広良隆
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