二頭両談!
石橋武

二頭両談 〜貴船S〜

石橋武

投稿日:2014/11/28


書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、昨日のジャパンCのお話(公式ブログにて絶賛公開中)は木曜日だけでも、ものすごい閲覧数になったみたいですよ(今週は3日間開催後のため金曜日の午前中に対談がおこなわれています)。


石橋 武(以下、石) ふ〜ん、なんでだろう。外したのを謝ったからかな。


編 違うわ(笑)。ジャパンCの見解が好評だったようです。


石 その割に皆さん「拍手」ボタンを押さない……。


編 気にしてんのか(笑)。


石 気にしてるというより、どれくらいの方が興味を持って下さってるのかな〜と思って。あ、押してって強要してるわけじゃないですよ、いや、ホント。押してなんてお願い、とてもじゃないけど……


編 完全にお願いしてますよね(笑)。


石 冗談だよ(笑)。でもまあ、多くの方に読んでいただけるのは励みになるからね。


編 そうですよね。僕もあれだけしゃべって誰も読んでないなんて想像したくないですもん。


石 結構、手間かけてるからね。


編 そうなんですよね。って、そんな話はさておき、ブログは毎週木曜日に更新していますので、週末の重賞の穴馬をチェックしたい方はぜひ一度ご覧下さい。


石 で、土曜日のレースの穴馬はVstyleの「二頭両談」(無料。印なし)か、「二頭流一鞍道場」(プレミアムコラム。印あり)でご覧いただくと。


編 そうですね。穴馬3頭だけなら無料でも十分。各馬の印まで知りたい方はプレミアムコラムへご登録いただければと。まあ、日曜日の1レース分の勝負予想も見れちゃうので、プレミアムに入ってもらったほうがお得だとは思うんですけど。


石 はい、ご案内はここまで。


編 さて、土曜日の見解ですね。どのレースにします?


石 東京がワールドスーパージョッキーシリーズなんだよね。わかりづらいから京都にしようか。


編 京都2歳Sは?


石 でもいいけど、少頭数だからなぁ。あ、京都10Rの貴船Sにしようか。


編 ダート1200mですね。あ、いいですね。フルゲートの16頭立てだし。


石 じゃあ、決定ということで。


編 では石橋さんが注目している穴馬をお願いします。


石 じゃあ、まずはヘアーオブザドッグ。


編 前走は今回と同じ京都ダ1200mを5着に善戦しているんですよね。


石 西陣Sね。善戦というか、スタートで暴れて落鉄してたでしょ。もったいなかったよね。もともとスタートは良くない馬だけに、今回も恐らく後ろからの競馬になると思うんだけど、外めの枠に入ってスムーズな競馬ができるだろうしね。


編 でも後方からの競馬となると、展開的にツラいような気が……。このレースってメンバー的にそんなに速くはならないんじゃないですか?


石 鋭い。でもちょっと甘い。たしかにメンバー的にはそんなに速くならないように思えるだろうけど、京都ダ1200mって、スタートして1ハロンですぐに上り坂なんだよ。どっちにしろここで流れが一旦落ち着くわけ。


編 ええ。


石 で、坂を上ったあたりがスタートして3ハロン目に入ったところ。


編 そうですね。


石 となると、当然ながらそこからは下りが始まるわけだよね。


編 はい。1ハロンちょっとの下りとなりますね。


石 ここでスピードアップ。下り切ったあとはゴールまでずっと平坦が続くから、いかにそのスピードを維持できるのかが勝負になるんだ。


編 ええ。


石 ええ、じゃなくて(笑)。ということは?


編 ということは?


石 多少の出遅れや、あとでちょっと話すけど距離を短縮してくる馬にとっては、スタート後が遅いから追走しやすいということ。


編 ああ、そういうことか。出遅れ、落鉄が重なった前走でもあれだけの競馬ができたのは京都コースだからという面もあると。


石 そう。そして今回はそれ以上の競馬が期待できるということでもある。大型馬の叩き3走目、鞍上も2回目、落鉄は考えづらいわけだし。


編 いろんな面で上積みが期待できるんですね。


石 そういうこと。続いてはシンキングマシーンをチェック。


編 いわゆる1400m巧者ですよね。


石 そうね、今回は1400m戦を除外されたこともあって春以来の1200m。ただ、さっきも言ったように距離短縮組でも京都ダ1200mはテンがそんなに速くならないぶん、このクラスのスプリント戦でも追走に手こずることはないと思うよ。


編 もともと1200m戦でも結果を出している馬ですからね。


石 そうね。京都ダートのように、スピードを持続したままゴールまでなだれ込むような流れでもメンバー中上位の上がりを使えるタイプだけに、好勝負が期待できるよ。


編 そうですね。


石 あとはツルオカハチマン。


編 1600万クラスの昇級してからはまったく競馬に参加できていない気が……。


石 その通り。全然ダメだよね。まともに走れたのは2走前くらいかな。


編 だったら、なぜ?


石 この馬って、レースの緩急がついちゃうとあんまりよくないんだよね。とくにこのクラスまで上がってきちゃうと、その傾向が顕著というか。スピードを出しっ放しのなかでさらにもうひと踏ん張りという競馬はできるんだけど、一旦ペースが緩んでそこからシュッと加速するのが苦手と言うか。だから本来は1400m戦が得意なんだよね。


編 ですよね。緩急のつきづらい距離って、いつも石橋さんが言ってるし。


石 その通り。ただ、勝負予想の見解にも書いたことがあるけど、東京だけは芝・ダとも緩急がつきやすいんだよね。スタートしてすぐコーナーだから。


編 ああ、あの25万馬券が当たった時ですね。オーロC(東京芝1400m)の◎ダノンプログラマーのときの見解だ。


石 ああ、そうだったかも。で、話をツルオカハチマンに戻すと、さっきも言ったように京都ダ1200mは坂を上り切ってからは、いかにスピードを持続させるかがポイントだよね。


編 そうですね。下りで加速→そのスピードを持続というコースですから、ツルオカハチマンにとっては走りやすいということなんですね。


石 そういうこと。久々を叩かれて調教も上昇しているし、好走が期待できるよ。


編 わかりました。じゃあスポーツコラムのほうは現時点でこの3頭に注目ということですね。このあとはプレミアムコラム用の印をお願いします。


石 了解です。しばらくお待ち下さい。




※各馬の最終的な印はプレミアムコラムにて公開しております。ぜひ、ご期待下さい。


石橋武

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