二頭両談!
石橋武

二頭両談 〜妙見山S〜

石橋武

投稿日:2014/12/26


書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、今年の競馬も終わりですねぇ。


石橋 武(以下、石) なにしみじみとしてるんだよ(笑)。今年は有馬記念が終わってもすぐに金杯だろ。おかげで最後という気には全然ならないね。


編 あ、それで思い出した。


石 なに?


編 いつも石橋さんのブログ(毎週木曜日18時更新)で日曜日のレース見解をお話ししているじゃないですか。


石 うん、してるよ。それが?


編 来週の金杯ってどうするんですか?


石 もちろんいつも通り更新しますよ。


編 あ、良かった〜。じゃなくて、Vstyleのことを聞かなきゃいけなかったんです。で、金杯はOKとして、Vstyleの「二頭両談」「二頭流一鞍道場 土曜日版」では土曜日の見解についてお話を伺っているんですけど、来週土曜日がないんですよね。


石 ああ、その件ね。


編 実際、どうします?


石 月曜日のレースについて話そうとも思ったんだけど、さすがに日曜日のレース当日はちょっと時間が取れなくてね。


編 そうなんですよね。いつもは競馬のない金曜日にお話を伺っているから大丈夫なんですけど……。


石 なので、「二頭流一鞍道場」のほうは、日曜日版、月曜日版ともにいつも「二頭流一鞍道場 日曜日版」で配信しているように、スポーツマスターの勝負レースから1レースピックアップして配信しようかと。


編 あ、それがいいです! そうしましょう! でもさすがにスポーツコラムの「二頭両談」では出せないですよね。


石 うん、「二頭両断」では、そのレースの穴馬の本命馬と、その見解を配信するつもり。さすがに相手馬や買い目まで出したら契約的にマズイので(笑)。


編 怒られちゃいますもんね。いろんなところから。


石 そう、大人は怖いからね〜。


編 って、いくつだよ(笑)。じゃあ、決まりですね。「二頭流一鞍道場」は、日・月ともに勝負予想を公開。「二頭両談」はその勝負予想の穴馬の本命馬と見解を公開と。


石 「二頭両談」はいつもは土曜日しかやらないんだけど、来週は年明け一発目ということで、日・月とも更新しますよ。


編 お、やったね。じゃあ、そういうことでよろしくお願いします。


石 はい、お願いします。で、明日のレースの穴馬ね。


編 ええ、どのレースにします?


石 阪神10R 妙見山ステークス(阪神ダ1400m)。


編 やけに堂々と地味なレースを選んできますね(笑)。


石 配当が派手ならそれでいいんだよ。


編 たしかに(笑)。では注目の穴馬をお願いします。


石 カーティスバローズ、グランプリナイト、ナリタハリケーンの3頭。


編 それぞれの評価点は?


石 距離巧者が活躍する1400m戦だけに、基本的には距離実績だよね、やっぱり。


編 いやいや、今言った3頭のなかで距離実績があるのってナリタハリケーンだけですよ。


石 だから、今からそれを説明するんだって(笑)。


編 あ、失礼しました。


石 たしかにキミが言うように、グランプリナイトはダート1400mで1戦して6着。ただ、そのレースはかなり厳しいレースで勝ち馬は道中ふたケタ番手にいた馬。一方のグランプリナイトは逃げていたからね。むしろあのペースで6着なんて善戦だよ。


編 へ〜。


石 その後は1200mで持ち前の先行力を武器に、押し切る競馬を続けているけど、最後にもうひと踏ん張りが効かないところがあるんだよね。


編 なぜなんでしょう?


石 逃げ馬を捕らえられるほどのスピードがないからだね。だから後方からの馬にもやられる。


編 じゃあ、なんでこれが穴馬に?


石 1400mだからだよ。何度も言っているけど、1400mというのは非常にタフな流れになるので、一瞬のスピード、切れよりも持続力勝負になるんだよね。ずっと一定以上のスピードを出し続けているイメージ。


編 要するに緩急がつきづらいと。


石 その通り。だからこういう一瞬の切れ、まあ言ってみれば瞬発力だね、それが足りない馬にとっては、弱点がカバーできる距離なんだ。ましてやグランプリナイトのように持続力に優れたタイプにはもってこい。


編 なるほどね〜。じゃあ、カーティスバローズも同様の理由で?


石 そうだね。今年の夏に札幌ダ1700mで連勝しているでしょ?


編 ええ。


石 小回りのこれくらいの距離って、道中から急激に流れが速くなるんだよ。どの馬も早め早めに仕掛けていくから。だから非常なタフな流れになりやすくて、持続力比べになりやすい。


編 ということは1400mに近いということですよね。


石 その通り。しかもカーティスバローズはその2戦とも逃げ切っているからね。スピードの持続力に優れたタイプだよね。反対に、ここ2走のように緩急のつく競馬になるとまったくいいところなく負けちゃうんだけど。


編 そういうことか〜。よ〜く、わかりました。


石 それは良かったです(笑)。


編 では、その穴馬3頭を踏まえたうえで、各馬の印を教えて下さい。


石 はい。妙見山Sの印はこちら。





※この続きはプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」にてご覧いただけます。

是非、ご期待下さい。


石橋武

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※「二頭流一鞍道場」日曜日版は、スポーツマスターで公開されている勝負予想とまったく同じものを1レース分、ご覧いただけます。

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