二頭両談!
石橋武

二頭両談 〜ニューイヤーS〜

石橋武

投稿日:2015/1/16


書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週はあのフェアリーSを完璧に的中(3連単48万2,170円、3連複5万3,320円、単勝3,490円)したということで、かなりの話題になってるみたいじゃないですか。


石橋 武(以下、石) 話題にはなってないだろ、大げさな(笑)? ただ、勝負予想の購読者の方からは多くのお礼メールをいただきまして、ホント感謝しきりです。


編 そりゃ、お礼も言いたくなりますよ(笑)。昨年の暮れにはホープフルSで34万馬券、ファイナルSで9万馬券を的中、その2週間後に今度はフェアリーSで48万馬券的中ですから。


石 まあ、いい形で来ているのはたしかだよね。


編 この勝因というか、好調の秘訣はなんなんでしょう?


石 う〜ん、そんなこと聞かれたことないから、考えてもいなかった(笑)。なんだろうな。やっていることは今までと変わらないんだけど。あ、ただ高配当と言う意味では間違いなく中山芝コースというのがミソだよ。


編 たしかに超高配当を当てたホープフルS、フェアリーSはともに中山芝コースのレースですよね。


石 高配当かどうかはさておき、12月の中山開催もけっこう当ててたと思うんだけど、馬場が特殊だから傾向さえ掴めばわりと簡単に当たるんだよね。


編 34万馬券やら、48万馬券を簡単に当てられても困っちゃうんですけど(笑)。いや、ホントは困らないけど(笑)。その馬場が特殊というのはやっぱり改造工事の影響ですか?


石 うん。路盤からいじっているので、すごくクッション性が高くなってるんだ。言い換えるとすごく力の要る馬場ということでもあるんだけど。実際、本来は先行馬有利のスプリント戦でも差し・追い込みがバンバン決まってたからね。


編 それを12月の開幕当初から把握して、狙っていたと。


石 だって儲けどころだもん(笑)。そういう特殊な馬場に対応できる馬って、決まってくるからさ。


編 しかも世間の競馬ファンはまだ対応しきれていない時ですから、配当もつくと。


石 そう、それが高配当的中に繋がっているのは間違いない。Cコース替わりもあったけどなぜか金杯の週だけ先行有利になってちょっと焦ったけど、先週にはちょっと戻っていたしね。それをうまいこと修正できたのも良かったんじゃないかな。


編 それがフェアリーSの的中に繋がったわけですからね。それにしても本命◎ノットフォーマル(11人気1着)でくるとはな〜。ホントに驚きました。なんでこの馬を狙えたんですか?


石 ん〜、勝負予想の見解に書いた通りなんだけど、あ、今ね、その見解がスポーツマスターの「編集部通信」に掲載されてるはずだよ。なんか掲載していいかって連絡が来てたから。


編 お、マジっすか。


石 うん。どうせ無料だから(笑)、興味のある方はどうぞ。


編 ちなみにホープフルSの◎コメートと、フェアリーSの◎ノットフォーマルって、ともにきんもくせい特別の好走馬ですよね。去年のきんもくせい特別ってレベルが高かったんですかね。


石 あ、それは違うよ。誤解しないほうがいい。って、これはブログのほうで話したな(笑)。


編 もう! いいところは他で話さないで、たまにはこっちでお話しして下さい(笑)!


石 日程的に仕方ないんだよね〜(苦笑)。でもまあ、来週から気をつけるようにします。


編 お願いしますよ。


石 は〜い。


編 ではそんな絶好調・石橋さんに土曜日の推奨穴馬をお聞きしていきましょうか。今週はどのレースをチェックします?


石 せっかくだから中山のレースから選ぼうと思ったら、マイル戦なんだよね。


編 いいじゃないですか。先週のフェアリーSと同じだし。


石 いや、現時点で枠順がわからないから(苦笑)。フェアリーSの△ローデッド(8人気2着)がそうだったんだけど、いつもの中山よりは外枠からの差しが効くのはたしかなんだよ。ただ、それでもその馬の脚質によっては、外枠は大きな不利になるからね。


編 そうか〜、枠順まで考えて買い目を出したいと。


石 なんとか皆さんに獲ってもらいたいからさ。


編 じゃあ、どうしましょう?


石 ん〜、他のレースも登録が多いよな〜。よし、やめよう!


編 コラ。


石 あ、ごめん、そういう意味じゃなくて、今日のところは見送って、金曜日にもう一度話そうかと。


編 え、時間とか大丈夫なんですか?


石 う〜ん、電話で話そうか(笑)。


編 わかりました(笑)。


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編 もしも〜し。


石 あ、お疲れさん。ちょっと時間的に厳しいので、駆け足でいきますよ〜。


編 はい、よろしくお願いします。で、結局どのレースを取り上げることにしたんですか?


石 え〜と、フェアリーSの的中もあったことだし、週中の中山の馬場についてはなしたからね。


編 ということは、お?


石 うん、中山メインのニューイヤーS(中山芝1600m)にしようかと。


編 やった〜。これで高配当的中に一歩近づいた〜!


石 こら、先週当たったから今週もなんて単純な話じゃないんだから、軽々しくそういうことを言わないの。


編 あ、失礼しました。


石 いくら馬場を把握していようが、完璧な予想をしようが、所詮やっているのは競馬なんだから。


編 仰る通りです。で、穴馬のほうは?


石 人が真面目な話をするとすぐに……


編 石橋さん、時間、時間。ほら、時間がないんですから、さっさと始めないと。


石 ったく。電話だと思って。はい、じゃあ穴馬にいきますよ。


編 お願いします。


石 注目している穴馬はルナ、ペイシャフェリス、マイネルディアベルの3頭。


編 あれ? 3頭とも逃げ・先行馬じゃないですか。


石 そうなんだよね〜。金杯の週からのレースを改めてチェックしてみたんだけど、やっぱり前開催よりも先行馬が残りだしているんだ。もちろんいつもの中山開催よりは差しが効くので、逃げ・先行馬ばかりを買うわけじゃないけど、馬場のことをお伝えするにも便利な3頭だなと思って。


編 やっぱり開催が進むにつれて馬場が締まってきたということなんでしょうか?


石 そうだろうね。あとは芝も荒れてきたというのもあるけど。強烈に差しが決まっていた、先行馬に厳しかった馬場という印象が強いぶん、差し馬がくると「ああ、やっぱり」って思っちゃうんだよね。


編 ああ、印象に釣られちゃうという。


石 そうそう。ただ冷静に振り返ってみると、逃げ・先行馬が好走することがあきらかに増えてきているし、実際、先週のフェアリーSを勝ったのも逃げたノットフォーマル。2、3着も極端に差してきたという馬じゃないし。


編 ということで今週は前にいる馬が穴をあけるんじゃないかと。


石 うん、狙ってみるだけの価値はあるよ。もちろん差し馬もチェックし忘れないようにね。


編 了解です! では、このままプレミアムコラム用の各馬の印をお願いします。



※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。どうぞご期待下さい。


石橋武

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