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Vstyle編集者（以下、編）　奥田さん、早いものでもう阪神・中山開催は最終週ですよ。

奥田隆一郎（以下、奥）　なんだか雨にたたられることが多かったね、振り返ってみると。

編　でしたね〜。で、今週も日曜日は阪神が雨っぽいんですよね。

奥　ああ、予報の感じだと大丈夫でしょう。曇りのち雨くらいでしょ。それよりも今晩（金曜日）の関東地方の雨がちょっと気になるかな。まあ、中山も路盤工事のおかげで水はけがずいぶん良くなったから、明日の午後には乾いてるか。

編　そんなに降らないみたいですよ。まったく影響はないんじゃないですかね。月曜日はけっこう降るみたいですけど。

奥　月曜日はどうでもいいわ（笑）。

編　え〜、雨が降ったら僕が奥田さんの事務所に行くのがめんどくさいっす。対談があるのに〜。

奥　ん〜、知らん（笑）。ま、いずれにせよ、皐月賞も良馬場でできそうでなによりだよ。

編　それにしても皐月賞は回避馬が続出で、参っちゃいますね〜。

奥　それよりも枠順が悩ましいわ（笑）。ま、それは明日の話か。どういう最終結論になるのか、楽しみにお待ちいただければと。

編　はい、手ぐすね引いて待ってますよ〜。

奥　手ぐすねは引かなくていいです（苦笑）。

編　だってほら、先週の桜花賞は５番人気のレッツゴードンキに思い切った本命◎を打って、見事に１着。伏兵の△クルミナル（７人気２着）もきっちり評価しているあたり、みんな今週の皐月賞も期待してるでしょう。

奥　それはありがとうございます。ただ、手ぐすねを引かず、普通に待っててもらえばいいです（笑）。

編　ああ、そういうこと（笑）。

奥　それしか言ってないわ（笑）。さて、時間もないことですし、そろそろ始めましょうかね。

編　あ、そうだ。その話が残ってた。

奥　その話がメインだろっ！

編　わかってますって。いちいちうるさいなぁ。で、土曜日はどのレースに注目しましょうか。

奥　はぁ、疲れる。え〜と、明日はせっかくの重賞だからアンタレスＳにしようか。

編　いいですね！　ではさっそくですけど、奥田さんの注目馬を教えて下さい。

奥　了解。じゃあ、まずはマルカプレジオをチェック。

編　前走の仁川Ｓも勝っていますし、阪神ダートは８戦４勝というコース巧者なんですよね。

奥　その通り。特に前走で仁川Ｓを勝っているのがいいよね。

編　（仁川Ｓが行なわれた阪神ダ2000mは）直結コースなんですか？

奥　うん、直結コースだよ。それもあるし、アンタレスＳが阪神ダ1800mで施行された近３年のうち２年は、前走で仁川Ｓを制した馬が勝っているんだ。

編　あ、ゴルトブリッツ（12年）とナムラビクター（14年）。好相性のレースなんですね。

奥　直結コースでもあり同じ阪神ダート、そしてローテーション的にも合うんだよね。当然今回はマルカプレジオに注目というわけ。

編　なるほど、たしかに好勝負が期待できますね。

奥　続いてはアスカノロマン。

編　重賞でも善戦している馬ですけど、２走前のアルデバランＳが意外にもオープンでの初勝利だったんですね。

奥　まあね。鳳雛Ｓ（OP）２着とか、キミが言ったようにレパードＳの善戦とか、能力的にはオープンでやれるというのは以前から示していたんだけどね。

編　アルデバランＳの勝利で名実ともにオープン馬となったわけですが、評価したのもこのレースですか？

奥　うん、直結コース（京都ダ1900m）だからね。しかもアルデバランＳの２着馬はさっきのマルカプレジオ。

編　あ、そうだった。ということは、ともに適性が高く、今回も一緒に馬券に絡む可能性が高いと。

奥　その通り。前走は交流重賞で３着だったけど、1800mで４勝を挙げる同馬にとってはちょっと距離が長かったかな。それでもよく走っているけどね。今回は適距離の1800mに戻るし、巻き返しが期待できるよ。

編　そうですね。叩き３走目というのもいいですしね。

奥　あとは……

編　お〜っと！　ここからはプレミアムコラムの話になるので、気をつけて下さい。

奥　あ、そうか。では改めて、続いてチェックするのは……

※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。是非ご期待下さい。