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Vstyle編集者（以下、編）　今週からは開催が替わって東京・京都開催。雨にたたられた中山から馬場のいい東京に替わるのはちょっとホッとしますね。

奥田隆一郎（以下、奥）　そう？　中山は中山で面白かったけどね。まあ、たしかに馬場の読みは難しかったけど。

編　ああ、そうだ。この人は楽しんじゃうんだった（笑）。僕なんて散々でしたよ〜。奥田さんに当ててもらったレース以外は壊滅状態。まったく見当違いの馬ばっかり買ってました（苦笑）。

奥　それは今に始まったことじゃないだろ（笑）。別に馬場どうこうの話じゃない。

編　むむむ……たしかに（笑）。結局、奥田さん任せでしたからね〜。午前中は自分の馬券でコケても、奥田さんがなんとかしてくれるだろうと（笑）。

奥　甘すぎる（笑）。

編　まあ、この開催もまた奥田さん頼みということでよろしくね（笑）。

奥　「よろしくね」じゃない（笑）。

編　でも、実際どうですか？

奥　なにが？

編　東京・京都開催の自信度は。

奥　毎年のようにあるよ。もともと日本ダービーは相性がいいレースだし、同じコースの青葉賞もいいでしょ。あとは新潟大賞典なんかも悪くなかったんじゃないかな。

編　ああ、そうだった。毎年のペースだと、来週からいきなり勝負なんですよね。

奥　今週から勝負だわ！　失礼か。

編　あ、違う、そういう意味じゃなくて（笑）。まあ、とにかく５月は期待大ですね。

奥　だから４月の今週も期待しろよ。

編　期待してるからこそですよ。

奥　意味がわからん。もう疲れるからいいや。はい、福島牝馬Ｓね。始めますよ。

編　せっかくの開幕週なんですから、もっとテンション上げていきましょうよ。

奥　……はぁ。勝手にどうぞ。で、まずは……

編　ちょっと、それは僕のふりがあってからです。はい、福島牝馬Ｓではどの馬をチェックすればいいんでしょうか？

奥　いちいちめんどくさいな〜。じゃあ、まずはリラヴァティからチェック。

編　おお！　すげ〜、いきなりの穴馬。

奥　すげ〜と言うのは、実際にレースで激走してからね。

編　たしかに（笑）。でもなんでこの馬を選んだんですか？

奥　まずは福島牝馬Ｓの特性だよね。

編　と言いますと？

奥　このレースって、一昨年穴をあけたピュアブリーゼ（10人気３着）が３コーナー２番手、去年穴をあけたフィロパトール（16人気３着）も３コーナー２番手ということからもわかるように、先行馬が大駆けするんだ。

編　そうか、穴馬を狙うなら逃げ・先行馬なんだ。

奥　そういうこと。リラヴァティは、前走で直結コースの阪神芝2000mで行なわれた四国新聞杯を快勝。たしかに条件戦ではあるけど、去年の秋には重賞のローズＳで３着、春にもチューリップ賞で３着とすでに重賞級の実績を持っているでしょ。

編　ええ。ここに入っても、全然見劣りしない実績の持ち主ですよね。

奥　そのローズＳとチューリップ賞では今回人気を集めるブランネージュに先着しているわけだしね。つまりリラヴァティは適性、展開、実績とも高く評価できるということ。人気はないだろうけど、直結的にはこの馬を推さずにどの馬を推す、そう言ってもいいくらいだよ。

編　おお、素晴らしい。今回もばっちり穴をあけていただきましょう！

奥　続いてはペイシャフェリスをチェック。

編　これも先行脚質の穴馬ですね。

奥　そういうこと。とくに直結する中山芝1600mでは３走前に市川Ｓを勝って、２走前にニューイヤーＳを２着に激走。

編　３歳時にはアネモネＳも勝っていますしね。

奥　そうそう、そうだったね。直線に急坂のある中山芝コースのマイル戦を得意としていることから、小回りローカルの福島なら1800mも十分守備範囲と言える。

編　しかも大駆けが期待できる逃げ・先行馬となれば穴馬としての期待が大きいですよね。

奥　そういうこと。

編　あとはどの馬をチェックしておきましょう？　あ、間違えた。続いてはプレミアムコラム用のお話を。

奥　別に間違えじゃないだろ（笑）。で、続いては……

※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。