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Vstyle編集者（以下、編）　奥田さん、先週は難解な小倉記念もあっさり的中と、夏競馬もますます波に乗ってますな〜。

奥田隆一郎（以下、奥）　当たったから言うわけじゃないけど、小倉記念ってそんなに難しかった？　なんか後からみんな言ってるけど。いや、ダメだな、これ。どう話しても当たったから言ってるように聞こえる（笑）。やめとこう。

編　まあ、事実当たってるからしょうがないんですけど、小倉記念に関して言えば難しかったんじゃないですか？　メンバー的にも力関係が把握しづらかったですし。奥田さんにとっては簡単だったんですか？

奥　簡単ではない（笑）。ただ、言うほどだったかな〜と思って。

編　ああ、奥田さんはわりとあっさり決まったって言ってましたからね〜。適性が分かりやすいとか言って。

奥　なんかますます当たったから言ってる感が強くなってきたな。やっぱりやめよう。あ、そうだ。これだけは言っておこうかな。

編　なんですか？

奥　小倉記念で負けてる（馬券に絡んでいない）組で、何頭か新潟記念に向かったら面白そうな馬がいるので、皆さんももう一度レースを見直してチェックしてみるといいですよ。

編　へ〜、どの馬ですか？

奥　まだ言わない（笑）。出るかどうかわからないし、出ても直前の体調がイマイチだったら買わないから。枠による馬もいるしね。ただ、そういう馬がいるということだけ頭に入れてレースを見直すと、新たな発見があるんじゃないかな。

編　そういうのは奥田さんにお任せしつつ（笑）、新潟記念は……９月の１週目か。わかりました。小倉記念負け組の巻き返しに期待しておきます。当然高配当が狙えるでしょうしね。

奥　そうね。かなり期待できると思うよ。

編　楽しみといえば、明日のレースはいかがです？

奥　新潟記念ほどじゃないよ。

編　そういうことを言うんじゃない（笑）。

奥　冗談だよ（笑）。明日の新潟日報賞はフルゲート揃ったし、ハンデ戦。人気も割れそうでなかなか面白かった、というか予想するほうは難しかったんだけど（苦笑）。

編　お、じゃあさっそく注目馬をお聞きしましょうか。

奥　いいよ。

編　では新潟11R 新潟日報賞（新潟芝1400m）の注目馬をお願いします。

奥　まずはサトノキングリーをチェックしよう。

編　前走は中京芝1400mで４着に惜敗しましたが、２走前は京都の同じく1400m（外）で２着に好走してますね。

奥　そう。その朱雀Ｓ（京都芝1400m外）が直結コースなんだ。この京都芝1400m外は同距離ということもあるし、最後の直線が長くて平坦という点も今回の新潟芝1400mと共通しているよね。

編　ああ、たしかに。

奥　そのコースで現級の1600万クラスを連対したというのは高く評価できるよ。そのほか、直結コースの東京芝1600m（葉山特別）でも勝っているように、複数の直結コースの勝ち馬でもあるしね。

編　東京も直線の長いコースですもんね。

奥　新潟日報賞はハンデ戦なんだけど、サトノキングリーは他馬に比べてハンデは軽いし、得意のコースで勝ち負けが期待できるよ。

編　そうか、55キロなんですよね〜。たしかにそれは大きいわ。

奥　続いてはタイセイドリームをチェック。

編　お、人気薄。というか、僕はまったくマークしてなかったわ。アブね〜（笑）。でもどのあたりを評価したんです？

奥　どのあたり？って、新潟芝コースで５戦３連対だよ？　それに去年の同時期に連勝したように、夏の開催も合ってるよね。

編　あ、ホントだ。近走成績にばかり気が向いっちゃってました。

奥　はい、そういうトコ気をつけて（笑）。

編　はい（苦笑）。ちなみに直結コースでの激走はどうなんですか？

奥　もちろんある。５走前の東京芝1600mで行われた湘南Ｓを14番人気ながら３着に激走しているんだよね。その湘南Ｓは中距離からの距離短縮で変わり身を見せたんだけど、今回も前走2000mからの距離短縮だよね。

編　おお、ホントだ。

奥　適性の高いコース、距離短縮と激走の条件は揃ったところで大駆けを警戒しておかないと。

編　はい、要警戒しておきます。

奥　続いてチェックするのは……プレミアムコラム。

編　そういうことです（笑）。

※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひご期待下さい。