二頭流一鞍道場
皆様の「重賞の穴馬が知りたい！」というお声にお応えし、石橋武のプレミアムコラム「二頭流一鞍道場」の土曜日版がリニューアル！その週に行われる重賞１～３鞍の注目穴馬をズバリ指摘。枠順確定後の更新だけにより高精度、より勝負に徹した穴馬情報をお伝えすることが可能となります。まさにプレミアムにふさわしい情報となること請け合いです。そして、日曜日版では従来通り、厳選した勝負レースの印、買い目、見解をすべてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。
※「二頭流一鞍道場」日曜日版は、スポーツマスターで公開されている勝負予想とまったく同じものを１レース分、ご覧いただけます。
二頭両談！
石橋武
二頭両談 〜セプテンバーＳ〜
石橋武
投稿日：2015/9/24
Vstyle編集者（以下、編） 石橋さん、先週は重賞のローズＳ的中、10万円を越える高配当馬券の的中と盛りだくさんでしたね。
石橋 武（以下、石） ありがとうございます。ただVstyleさんで公開した２レース（日曜日分と月曜日分）が物足りなかったですよね。失礼しました。
編 こういうのは巡り合わせもありますので、今週に期待してます（笑）。いや、それにしても３日間の予想はすごかったですね。
石 そうでもないですよ。謙遜とかそういうのではまったくなくて、さっき話したようにVstyleさんでも公開したレースはショボい３連複だけでしたし、土、日、月の３日間で11レース配信したんですけど、３連単の的中はもっとあってもいいでしょう。
編 ただ３連複まで入れると11レース中７レースの的中ですよね。
石 ん〜、的中とはいえトリガミもあるからな〜。まあ、そのあたりの詳しいことはスポーツマスターの編集部通信にたんまりと書かれてしまったので（笑）、興味のある方はぜひ。
編 ああ、さっき読みました。あそこまで全部出しちゃうとは（笑）。神戸新聞杯の注目穴馬くらいかと思っていたら。
石 僕もびっくりです（笑）。
編 皆さんも楽しみにしておいて下さい。ただし、この対談を読んでからアチラに移動するように（笑）。
石 そうですね（笑）。
編 ではさっそく始めましょうか。今日はどのレースについてお話しいただけますか？
石 土曜日、中山メインのセプテンバーＳ（1600万下）にしましょうか。
編 お、ハンデの芝1200m戦ですね。再来週のスプリンターズＳに向けて、いい形で的中して下さい。
石 気が早い（笑）。でもそうですね、もうＧ１ですもんね。
編 そうですよ〜。よろしくお願いします！ ではさっそく現時点での注目穴馬なんですが。
石 まずはヤサカオディール。
編 お、前走で勝っているとはいえ、昇級緒戦だし人気にはならなそうですね。
石 ならないでしょう。ここまで30戦以上しているにも関わらず、このクラスの馬としては好走が極端に少ないですし。
編 ですよね〜。ただ、なんでこの馬を狙うんですか？
石 この馬の好走が少ないのって、もちろん能力的なこともあるんだけど、それよりも瞬発力が足りないということが大きいんですよね。先行してもシュッと抜け出す一瞬の脚が使えないから、なだれ込むだけで終わるという。だから負けていえるとはいえ、どのレースも基本的には勝ち馬との差はそんなにないですよね。
編 ああ、たしかに、不利とかがなくまともに走ったレースは勝ち馬と0.5差以内が多いですよね。ただ、それは今回も同じでは？
石 それが中山芝1200mだと違うんです。このコースは簡単に言うとずっと下ってスピードを出しながら、最後の直線に急坂があるという走る馬にとってはかなり厳しいコースなんですよ。
編 下りのハイスピードを維持しながら急坂を上るわけですからね。
石 そうなんです。ということは、言い換えればこのコースに必要なのは瞬発力ではなく、スピードを維持する持続力。この馬は中山での経験は少ないけど、唯一好走したのが１、２着が４コーナーでふたケタ番手だった馬という、超ハイペースのタフなレースで、道中２番手から３着になだれこむという厳しい競馬に対応したレースなんだ。
編 なるほど〜。じゃあ、今回もうまく先行できれば粘る可能性はあると。
石 もちろん。しかも今の中山芝コースは開催が進んで内有利になってきた。瞬発力のいらないコース設定、厳しい流れ、そして先行有利の馬場を味方に好走が期待できるよ。
編 わかりました。
石 あとはマンボネフューもチェックですね。
編 1200mを走った経験がほとんどないですよね。
石 ただ1400mでの好走が多いでしょ？
編 ええ。
石 1400mというのは概して持続力勝負になることが多い距離で、そういう1400m巧者が同じような資質を求められる中山芝1200mで好走というのはわりとよくあるパターンなんですよ。
編 あ、そうなんですね。
石 このところマイル戦で最後のひと脚が使えないのは、距離が長いわけではなく、瞬発力が足りないということ。
編 たしかに1400mのほうが合っている戦績ですよね。
石 今回、1200m替わりで化けるとしたらこの馬だと思いますよ。
編 なるほどね〜。
石 あとはプリンセスムーン。究極の持続力勝負コースとも言える新潟芝1000mで好走してきたのは高く評価できますよ。しかも直千競馬に特化したタイプではなく、1200mでの好走も多数。ダートでも勝っていますし、ここも注目ですね。
編 ダートで勝っているのがいいんですか？
石 そうなんですよ。このコースで行われるスプリンターズＳの好走馬のなかにも、もともとダートで走っていた馬が多いのを知っていました？
編 ああ、サンアディユとかそうですよね。
石 ダート戦も持続力勝負なので、ダートから芝に転戦する馬って芝1400mとか、中山芝1200mとか、新潟芝1000mもそうですね。そういうコースで好走することが大いんですよ。
編 へ〜、そういうことか〜。
石 これは覚えておいて損はないですよ。ダートから初芝の馬とか狙うときにけっこう使えるので。
編 はい、ちゃんと覚えておきます。
石 現時点ではこの３頭に注目ですね。
編 わかりました。では土曜日の最終結論（プレミアムコラムで公開）を楽しみにしています。なんかここも高配当が獲れそうですね。
石 まあ、なんとかがんばります！
編 どうもありがとうございました！
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