二頭両談!
石橋武

二頭両談 〜ファイナルS〜

石橋武

投稿日:2015/12/27


二頭両談の日曜日版は、スポーツマスターで配信している勝負レースのうち一鞍をピックアップして、穴馬の本命、そしてその見解をお送り致します(プレミアムコラムでは、人気馬の本命、相手の印、買い目などすべて公開しております。ぜひご期待下さい)。


なお、本日の勝負予想では有馬記念(G1)、ホープフルS(G2)を含む全6レースの予想を配信致しております。

ぜひ、ご期待下さい。



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阪神12R ファイナルS 阪神ダ1400m

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【単勝二頭流】

穴 馬 ◎タールタン

人気馬 ◎*********



【穴馬の見解】

阪神ダ1400mはスタート後2ハロンが平坦、その後は最後の直線の急坂まで下りが続くコース設定となっている。つまりダート短距離らしいテンからのスピード争いを助長するコースとなっており、当然ながらハイペースが続くことになる。そして直線で待ち構えるのが急坂。先のハッピーエンドCで説明した中山芝1200mのダート版と思っていただけるとイメージしやすいかもしれない。こういうコースで求められるのが、一定以上のスピードを維持し、さらに急坂を乗り越える持続力。そこで推したいのが◎タールタンだ。同馬はダート短距離、特に1400mに良績を残しているように、持続力にすぐれており、この条件にはぴったりの適性を持っている。……のだが、京都ダ1400mだけは鬼門となっている。理由は簡単で、京都ダ1400mはスタート直後に上り坂があり、そこで一旦ペースが落ち着いてしまう。結果、緩急のつく流れになりやすく、最後の直線が平坦ということと相まって瞬発力勝負になってしまうのだ。持続力に優れた同馬には厳しい展開だ。前走を含め、京都で凡走が多いのはそのため。その点からも阪神ダ1400mに替わるのは大きなプラス材料だ(その割になかなか阪神で使ってもらえず、戦績が伸び悩んでいるのだが)。前走で負けた相手も何頭が出走しているが、逆転は十分に可能だ。また、内枠に先行馬が揃い、澱みのない流れになるのも、他馬の瞬発力が削がれるぶん同馬にとって利となる。調教からも叩き3走目の上積みがあるのは明らかで、ベストの条件で勝ち負けまで期待できる。




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「単勝二頭流」勝負レースの予想を見る方法 

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石橋武

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