直結式 土曜の勝負対談
奥田隆一郎

直結式 重賞対談 〜テレビユー福島賞〜

奥田隆一郎

投稿日:2016/7/2


Vstyle編集者(以下、編) 奥田さん、先週の宝塚記念で春のG1も終了。その宝塚記念もそうでしたけど、振り返ると堅いレースが多かったような。


奥田隆一郎(以下、奥) 結果的にね〜。3歳戦線は牡馬、牝馬ともに実力馬が力を出し切ったレースだったよね。ひとつずれれば高配当になるだけに、積極的に狙いに行ったけど、まあ、配当面は結果論になっちゃうのでね。


編 そんな堅い3歳戦線のなかで、高配当となった皐月賞(3連単70,390円)をきっちり的中するあたりさすがですけどね。


奥 3連単の4ケタ配当が3レースもあったからね。高松宮記念、オークス、ダービーと。反対に10万馬券は天皇賞(春)と、安田記念だけという。


編 そうでした。先週の宝塚記念も、奥田さんの見立ては素晴らしかったですけど。海外遠征、休み明けのドゥラメンテはアタマは避けたい、穴なら牝馬と事前に仰っていましたし。


奥 まあ、でも配当があれじゃね(苦笑)。今はマルチで買う人が多いから、人気馬が2頭も馬券に絡んじゃうと、なかなか高配当にはならないね。


編 ですよね〜。


奥 ま、今週からは毎年言っているように高配当がボコボコ飛び出す夏競馬。函館、福島、中京と3場ともローカル開催だからね。G1が堅く収まったぶんはここで取り返しましょうか。


編 はい、よろしくお願いします! それにしても夏競馬って、オイシイですよね。


奥 そうね。中央場所とは求められる適性が変わってくるから、中央好走(得てして人気馬)→ローカル凡走。中央凡走(ほぼ人気薄)→ローカル好走という図式があるし、クラス編制、3歳vs古馬、有力馬が夏休みで実力がわかりづらいというのもその理由のひとつだよね。あとは単純に小回りで展開がまぎれやすいとか。


編 荒れる要素ばっかりですね。


奥 まあ、でも当たりやすいという。次の開催の新潟ダートなんて前に行く馬を買ってりゃだいたい当たるし(笑)。


編 そんな乱暴な(笑)。


奥 いや、そういうもんだよ。もちろん新潟に適性がある馬だけどね。それだけ簡単だっていうことだよ。それに、だからローカルって儲かるんだしね。


編 いいですね〜。ますます楽しみになってきました。ではさっそくですけど、土曜日のレースについてお聞きしましょうか。中京、函館がこの頭数だと福島のメインですかね。


奥 そうね。福島11R のテレビユー福島賞(福島芝1200m)で行きましょう。


編 はい、よろしくお願いします。どの馬からチェックしていきましょうか。


奥 まずはタガノアガザルをチェックしよう。


編 前走は阪神芝1200mの水無月Sを3着に好走していますね。


奥 そうね。直結コースの激走だけに、もちろん高く評価すべきだね。それに馬券絡みとはいかなかったけど、4走前にも直結コースの中山芝1200mで行われた春雷Sを16番人気ながら4着に好走。この春雷SはOP特別だし、適性の高さを証明する好走だったね。


編 前走からしても降級して1600万下なら能力上位ですよね。


奥 3歳時には重賞を勝ってる馬だしね。さらにこのテレビユー福島賞は水無月S組が馬券になることが多いんだ。


編 へえ、適性だけじゃなくてローテーション的にもいいのか。


奥 そういうこと。オープンではちょっと厳しいところがあったけど、このクラスなら勝ち負けになるよ。


編 そうですよね。


奥 続いてチェックするのはメイショウハガクレ。


編 あ、水無月Sの2着馬。


奥 そう、さっき話した直結コースであり、ローテ的にもいいレースだよね。


編 福島でもさくらんぼ特別を勝っていますし。


奥 そう、同コースの1000万特別ね。さらに一昨年のこのレースでは14番人気ながら3着に激走。人気薄での激走、同コース+直結コースでの現級激走と、コース適性を証明するものだからね。ここも大いに期待できるよ。


編 なるほど。では続いてプレミアムコラムのお話をお願いします。




※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。


奥田隆一郎

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