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Vstyle編集者（以下、編）　奥田さん、今週からは中山、阪神、そしてチャンピオンズＣが行われる中京に舞台を移して、いよいよ師走開催となりますね。

奥田隆一郎（以下、奥）　そうか、今年も残すところあと４週か。

編　そう、競馬はあと４週しかないんですよ〜。まだ儲け足りない〜！

奥　そんな大げさな。１週休めばすぐに金杯始まるし（笑）。

編　今年のことは今年のうちに！ですよ（笑）。でもそれで思い出しましたけど、奥田さん、来年からまた大変になりそうですね。

奥　なにが？

編　ほら、JRAから来年の番組が発表されたじゃないですか。

奥　ああ、あれな〜。ホープフルＳな〜（苦笑）。

編　そうそう（笑）。９、10、11月と３日間開催が毎月１回組まれていて、年末12月は24日（日）有馬記念のあとに、28日ホープフルＳが組まれるという……

奥　あれどうなの？　ファンからしたら嬉しいの？

編　僕は有馬記念で締めたい派ですけどねぇ。

奥　まあ、決まったものはしょうがないから全力でやるけど、たしかに28日にホープフルＳやって、５日に金杯と考えるとみんな休めないよね。JRAも働くな〜（笑）。

編　ねぇ（笑）。４月の大阪杯もＧ１になるし、ホープフルＳもＧ１昇格待ち（2017年はＧ２として施行）。Ｇ１が増えるのも、大変でしょうし。

奥　Ｇ１が増えること自体はあまり気にしてないけど、それによってステップレースが変わってくるでしょ。

編　ええ。

奥　そうなると直結コースが変わってくる可能性があるから、そこは注視しておかないとなと。でもまだ先の話だから（笑）。とりあえず今は目の前のことに集中しておけばいいかなと。

編　目の前、チャンピオンズＣですね。

奥　いや、その前に土曜日の競馬があるから。

編　そう！　土曜日も重賞が２鞍組まれていて、しかもどちらも難しそうなレースなんですよね。

奥　難しくはないんじゃないかな。でも思いのほか人気が割れそうで、妙味はあるよね。

編　だから一般的には難しいんですって（笑）。でも心強いですけどね。ちなみみ【直結式 重賞対談】ではどっちのレースを取り上げます？

奥　汎用性が効く金鯱賞にしようか。ステイヤーズＳは年に１回しか使わないコースだしね。

編　たしかに。では中京芝2000m、金鯱賞の注目馬をお願いします。

奥　了解。じゃあ、まずはレコンダイトをチェックしよう。

編　この春に同コースの中京芝2000mで行われた中日新聞杯で３着に好走していますもんね。

奥　そう。しかも14番人気での激走だけに、適性の高さがわかるよね。

編　そうですよね。

奥　そのほか、直結コースの阪神芝2000mでも1600万特別を勝ってるんだ。

編　そうなんですよね。ただ、近走の成績が……

奥　まあね。それでも前走は出遅れたものの直線で差を詰めて６着に善戦。復調気配が伺えるよね。

編　たしかに。

奥　今回は叩き３走目で更なる良化が見込めるし、好位からの競馬ができれば変わり身が期待できるよ。

編　そうですよね。前走も最後は詰めているし、さらに前進できるとなると楽しみですよね。

奥　続いてチェックするのはリアファル。

編　去年の菊花賞の３着馬ですよね。

奥　うん、Ｇ１級の能力の持ち主かつ、同コースでもマレーシアＣを勝ってる。もっと言うと、直結コースの阪神芝2400mでも神戸新聞杯を勝っているし。

編　そうか、この馬も同コース+直結コースの激走馬になるのか。

奥　長期休養明けじゃなかったら本命視できる馬だよ。とはいえ、休み明けでも今回は中京開幕週の先行策で粘り込みを警戒しておかないと。

編　じゃあ、続いてプレミアムコラムのお話をお願いします。

※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。