直結式 土曜の勝負対談
奥田隆一郎

直結式重賞対談 〜愛知杯(G3)〜

奥田隆一郎

投稿日:2018/1/12


Vstyle編集者(以下、編) 奥田さん、暮れの大一番に変則開催、そして年明けの3日間開催が終わって、ようやく通常通りの競馬がスタートする感じですね。


奥田隆一郎(以下、奥) そうね。データの整理とか細々した日々の仕事もようやく追いついて、まあ、平常運転に切り替えられたわ(笑)。


編 ですよね〜。奥田さんはお正月も普通に仕事してましたもんね。


奥 まあ、いつも通りだね。あとはこの時期だけに雪が心配かな。降るのは構わないんだけど、開催が順延になったりするのはホント勘弁って感じで。


編 去年の冬はひどかったですからね。毎週のように雪が降って。


奥 あ〜、あったね。


編 その割に奥田さんは成績がまったく落ちずに、いい形で春の開催に入っていきましたけど。


奥 フォームが決まっているからね。適性を見極めて勝負するという。前にも言ったかもしれないけど、馬場とか展開ももちろん大切だし、そこもきっちり把握はしているけど、実際には走ってみないとわからないところもある。ただ、適性に関しては過去の直結コースでの走りから明確にわかっているわけで、しかも競馬に関してはコース適性がいちばん大切。これを根幹に予想すれば、たとえば馬場が多少荒れようが、大きく予想が外れることはないからね。


編 去年のこの時期はそれを見事に証明してみせましたもんね。


奥 あとは配当がと言うんだろうけど(笑)、それも的中ありきで予想していけば自ずと高配当には恵まれるし。10万馬券なんて、ほんとタイミングひとつだから。


編 ですよね。2〜3万円代の堅い的中が続いているな〜と思ったら、いきなり10万馬券をズドンと的中とか、けっこうありますもんね。


奥 まあ、一応高配当が期待できるレースを選んでいるので、2〜3万円の配当が続くと多少はヘコむんだけど(笑)。でもまあ、そういうことだよね。そういうレースでも2、3着が入れ替わっていたら5万、6万ついていたり、3、4着が入れ替わっていたら10万馬券だったり。


編 数センチでガラッと変わりますからね。ほんとタイミングひとつだよな〜。じゃ、今週もいいほうにタイミングが転ぶことを期待して、始めましょうか。今週は土曜日に愛知杯が行われますけど、このレースでオーケーですか?


奥 もちろん。


編 ではさっそく奥田さんの注目馬を教えてください。


奥 了解。まずはキンショーユキヒメに注目。


編 前走はダートで度外視として、2走前に同じ牝馬限定重賞の府中牝馬Sで6着。果たしてここで通用するかといったところですが、奥田さんは通用すると。


奥 するでしょ。適性ばっちりだもの。


編 直結コースの激走も多い?


奥 多いね。同コースの中京芝2000mで1000万特別を2勝しているし、直結コースの阪神芝2000mでは1600万特別も勝っている。ちなみに阪神芝2000mの牝馬限定重賞マーメイドSでは4着善戦というのもあるね。


編 あ、同コース+直結コースの激走馬になるということか。


奥 その通り。コース適性はかなり高いよ。たしかに重賞の実績はないけど、今回はハンデ戦で、人気馬との斤量差も大きいからね。ダートの前走から立て直してきて、この得意のコースなら勝ち負けになるよ。


編 たしかに53キロは有利だよな〜。


奥 続いてチェックするのはゲッカコウ。これが面白い。


編 お、妙味的にもいい感じ。でもどの辺りを評価したんです? 重賞では3歳時のフラワーC2着以来好走をしていないですけれど。


奥 そのフラワーCの好走がいいんだよね。


編 というと?


奥 一昨年の愛知杯の1着馬バウンスシャッセと3着馬アースライズがフラワーCの連対実績を持っていたんだ。


編 あ〜、たしかに!


奥 非常に相性のいい重賞で、それを激走しているゲッカコウは穴馬として注目しておくべきなんだ。馬券には入れておいたほうがいいよ。


編 もちろんです。絶対に入れておきます! では続いてプレミアムコラムのお話をお願いできますか?




※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待ください。



奥田隆一郎

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