直結式 土曜の勝負対談
奥田隆一郎

直結式重賞対談 〜オーシャンS(G3)〜

奥田隆一郎

投稿日:2018/3/3


Vstyle編集者(以下、編) 奥田さん、3月に入りまして、いよいよクラシックシーズンという感じですね。


奥田隆一郎(以下、奥) そうだね。今週は土曜日に桜花賞トライアルのチューリップ賞、日曜日に皐月賞トライアルの弥生賞が行われるし、否が応でも盛り上がってくるはずだったんだけれども……


編 そうなんです。どちらのトライアルも登録馬が少ないという……。


奥 少頭数は少頭数なりに面白いんだけど、配当面を考えるとね。とくに弥生賞のほうは登録が11頭(編集部注:出走10頭)。そりゃ年末に同コースのG1ができたらこうなるよね、というそのまんまの状況だよね。


編 あ〜、奥田さん、言ってましたよね。皐月賞と同じコースの重賞が多すぎる。ましてやG1を作るなんてって。


奥 妙味の面からも、興行の面からも面白くなくなっちゃうからね。


編 (クラシック前に)重賞も増えて、距離体系も整備されてきて、さらに調教技術も上がってきて、というこの時代にそぐわない制度なのかもしれませんね。


奥 それもあるかもね。ただ、桜花賞、皐月賞を狙うという意味では最適のローテのひとつであるのは間違いないわけで、先を占う意味でも興味を削がれずにちゃんと見ておきたいレース。棟に弥生賞はメンバー的にも興味深い一戦にはなる。そこはご注意いただければと。


編 たしかに。興味をなくすことなくちゃんとチェックしておきます。……が、ここではどうしましょう? 先を見据えてあえてチューリップ賞を取り上げるか、別のレースにするか。


奥 そりゃ、馬券的に妙味があるレースのほうがいいでしょう。しかも先を見据えてという意味でもぴったりのレースがあるし。


編 オーシャンSですね。いいですね。そうしましょう、そうしましょう。


奥 ここ(オーシャンS)から中2週で高松宮記念だからね。あっという間にG1戦線だよ。


編 ですね〜。ではさっそく高松宮記念の前哨戦、オーシャンSの注目馬についてお聞きします! 奥田さんの注目馬を教えてください。


奥 了解。まずはアルティマブラッドでしょう。中山芝1200mに出走した5戦すべてで馬券圏内に好走しているよね。


編 たしかに。その5走のなかで1000万特別、1600万特別、オープン特別の3勝を挙げていますし。


奥 そうなんだよ。加えて、前走でラピスラズリSを連対した馬がここ5年だけでもオーシャンSを3勝している。オーシャンSではラピスラズリSの好走馬がよく馬券に絡むんだよね。


編 お〜、ほんとだ。


奥 アルティマブラッドは前走でラピスラズリSを3番人気1着に激走。コース適性の高さとベストのローテーションを高く評価したいね。


編 なるほどね〜。


奥 続いてチェックするのはビップライブリー。


編 2走前に初めて1200mを走って2着でした。


奥 京阪杯ね。直結コースの東京芝1400mで1600万特別を勝ち上がったあと、直結コースの京阪杯で6番人気2着に好走したんだよね。


編 ええ。


奥 今まで主に芝1400mに出走してきたけど、いきなり芝1200mの重賞で連対したのは評価できるよね。それも逃げ馬にうまく粘り込まれたわけだけど、好位からの僅差2着は内容としてよかったし、2戦目の1200m戦で好勝負が期待できるよ。


編 そうですよね。一度この距離を経験したというのは大きいですよね。


奥 そうだね。直結コースでの実績からもコース適性は高いし、距離に対する上積みも期待できる。注目すべき一頭だよ。


編 ですよね〜。では続いて、プレミアムコラムのお話をお願いします。




※この続きはプレミアムコラムにてご覧いただけます。ぜひ、ご期待下さい。


奥田隆一郎

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