コンシェルジュ的 先週の振り返り&今週の展望
棟広良隆

先週の回顧

棟広良隆

投稿日:2018/9/4

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【日曜日】
<新潟11R>
1 ブラストワンピース
千八(新馬戦)→二四(ゆりかもめ賞)→千八(毎日杯)と、常識では考えられない距離の使われ方をして3戦負けなし。3走目の毎日杯で0.2秒差を付けたギベオンがNHKマイルCでも<2>着。NHKマイルCのメンバーレベルには疑問符が付きますが、底を見せずにG1<2>着馬を降したことは評価出来ます。
そして、特殊過ぎる距離変更での3連勝なのでどこがベストなのか、二四に再度延びることがプラスなのかどうかも分からない中で迎えたダービー。
勝ったワグネリアンのちょうど内にいる時間が長くロスはこちらの方が少ないレース振り。直線では前が壁になり外に出すシーンなどはありましたが、半ばで脚上がってしまったところを見るとベストは二四よりも短いところにある印象を持ちました。
今回は二千に距離が短縮して、得意としている瞬発力を問われる舞台。
『馬が精神的にどっしりとして、余計なことをしなくなった。』と気性面の成長を陣営がレース前にコメントしていました。
実際のレースですが、ノーステッキでグルッと回ってきただけでも圧勝という力の違いを見せつける強い内容。格が違い過ぎました。
この後は、どういったローテーションを組まれるのか。菊花賞に進むとのことですが、力は十二分に通用するでしょう。
ただ、前述のダービーの内容から三千の距離が大きなポイントとなります。

<新潟12R>
1 ヒロイックアゲン
中央では未勝利を勝てず、地方の名古屋で2勝を挙げて再度中央へ。
500万以下クラスではダートで<14>・<12>着と良いところがありませんでしたが、今回初めての芝でキツい一変を見せました。
今年の直線競馬は内枠の馬でも比較的多く馬券に絡みましたが、それでも最内枠からハナ差・<2>着は高評価に値します。
直線競馬の適性の高さは今回で知ることが出来ましたが、コーナーのある芝でどのような走りを見せるのか。直線競馬専用馬になるのかどうか、次走に注目です。

棟広良隆

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